一生忘れることができない私の初恋の物語

 

皆さんは今でも初恋の相手を覚えていますか?

ドキドキすることばかりでなく、苦しい思いをしたり切ない思いをすることも…

それでも初恋はどこか特別で忘れられない!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は私が中学生の時に経験した、初恋について紹介したいと思います。

 

出会い


出会い

彼との出会いは、中学校の入学式でした。

私の通っていた中学校はその地区の3つの小学校から成り立っていますが、区域の問題もあり、私の小学校から進学する人数は限られていました。

 

新しい友達ができるかな…

皆と仲良くできるかな…

 

不安と緊張でいっぱいの入学式でした。

 

そしてクラス発表。

小学生の頃から仲の良い友人と同じクラスになり安心していた時、その友人から気になる噂を聞きました。

 

「あ!同じクラスのK君、イケメンって有名らしいよ!どんな人なのかな〜。」

 

私は、仲の良い友人と同じクラスだったことに安心していたため、深く考えず話を聞いていました。

 

その後、自分のクラスに移動し席についた時、既に隣には男の子が座っていました。

机の上に置いてある名前の書いた紙を見てみると、K君と書いてありました。

彼が噂のK君か!と思い、そーっと顔を覗くと…

 

確かにイケメン。

 

ガッチリとした体つきに、短髪の爽やかイケメンでした。

 

せっかくお隣だから…と思い、緊張しつつも声をかけてみた。

「あの…これからよろしくね。」

『あ…うん。よろしく。』

愛想がなく、ぶっきらぼうな返答。

 

最初の印象は”冷たい人”になり、あまりよくありませんでした。

 

関係の変化


それからK君とは隣の席ということもあり、他愛もない話もするようになっていました。

 

話始めて分かったことは、彼がかなりの恥ずかしがり屋ということ。

 

女の子と話している姿を見ることはほとんどなく、いつも所属しているサッカー部の仲間の悪ふざけを遠くで見守っているような落ち着いた人だったのです。

 

後になって聞いたところ、入学式の日に声をかけられたときも緊張してしまい、なんて返答すれば分からなかったと言っていたくらいでした。

 

 

そんなある日、先生から、体育祭を行うにあたって体育祭委員を男女1名ずつ選ばなければならないと話がありました。

私は体育が好きだったことに加えて、部活も忙しくなかったため立候補することにしました。

 

すると、男子はなんと推薦でK君が選ばれたのです。

 

この頃には、K君のことを意識し始めていたので内心とても嬉しかったのを覚えています。

 

私の気持ち


体育祭委員は朝から打ち合わせをしたり、準備をしたり思っていたよりも大変でしたがK君と2人で過ごす時間が増えたため、早起きが苦手な私でも乗り越えることができました。

 

K君と話をする中で感じる”不器用だけど何事にも一生懸命な姿”が、とても素敵で、私の彼への思いは募っていきました。

 

この頃の私はK君との時間を楽しみつつもモヤモヤした気持ちになっていました。

 

私は今まで異性に対して、”好き”という感情を持ったことがなかったのでこの感情はなんだろうと悩んでいたのです。

 

しかし、体育祭が終わる頃には、K君とは冗談を言い合えるくらい仲良くなっていて、私の気持ちも”気になる存在”から”好き”に変化していました。

 

告白


私は、”K君のことが好き”と自分の気持ちに気付いてから、K君となかなかうまく話せなくなっていました。

 

もっと話したい

もっと仲良くなりたい

もっとK君のことを知りたい

 

そう思っても恥ずかしくなってしまい、以前のように冗談を言えなくなってしまったのです。

 

そんなもどかしい思いを持ったまま、季節は春となりクラス替えの時期になってしまいました。

 

”もしかしたらもう同じクラスにはなれないかもしれない”

 

そう思った私は、K君に手紙で思いを伝えることにしたのです。

 

最初の印象は良くなかったけど、仲良くなるにつれて本当はいい人だと分かったこと。

何より一緒にいて楽しくて、何事にも一生懸命なK君を応援したいと思っていること。

そして、好きだということ。

悔いのないように思いを綴りました。

 

クラス替え当日、私は直接渡すのが恥ずかしかったためK君の下駄箱にお手紙を入れ、K君に一言…

 

「帰りに下駄箱見てね。」

 

といってその場を立ち去りました。

 

初恋の行方


その日以降、K君から返事が来ることはなく話をすることもなくなってしまいました。

 

私の告白の返事は今でも分かりません。

 

当時の私はいつか返事が来るのではと期待してましたが、今となっては分からないというこの経験も素敵なものだと思っています。

 

私にとって初恋の人がK君で良かったなと思っていますし、K君が今もどこかで元気に幸せに暮らしてくれたら良いなと願っています。

 

yuyu著

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