彼のいる私 医者に迫られた私 ズルイ女でギブ&テイクな関係を

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真実は知らない方が 幸せなのかも

彼とは長い付き合いで高校時代からグループ交際を経てなんとなく付き合い始めて5年になる

あれは、2年前の初夏だった

街路樹の銀杏並木の若葉が少し青くなってきたころだった。

その頃は既に社会人として働いていた。

私は看護師として病院で勤務

当時、人手が不足していて、夜勤も多く病院に泊まり込む日々が、続いていた。

そんな中、ある医者からアプローチをされていました。

先生は看護師から人気があった。

でも私には彼がいるからと いつも何とか話をそらし上手くかわしていたのでした。

そうとも知らず、私の彼は最近ツレないそぶりを見ることが多く、何となく私は不満を覚えていたのだった。

週末の待ち合わせ

約束の時刻をもう30分も過ぎている。

最近遅れて来る事が増えてきていた。

色々な怪しい行動や疑惑が湧いてくる 疑ったらきりがないとは思うが そう感じさせるのだ

私に対する態度も冷めたのか、、、話も上の空        心 ここに非ずとはこういう事なのか、、、

そんな 勝手な想像をしながら 彼を待っていると、ガラス越しに走ってくる彼の姿が見えてきた

「悪い悪い!会社出たらさ、取引先のお得意様に、ばったり出くわしちゃってさ ちょっと話し込んじゃって 悪いね」

「別にいいよ 」とちょっとふてくされて言ってやった。

「なんだよ、そんな怒るなよ! ごめん、ごめん」

そう言って謝ればなんでも済むと思って、いつも軽いんだよ! と思った。

「走ってきたら喉渇いちゃったな とりあえずビール下さい!」

そう言って注文したビールを一気に飲んだ

「ねえ、最近なんか態度変じゃない?」

ちょっと慌てた様子で目がキョロキョロと泳いでいた

私は確信した この人 なんか 隠しているな!

浮気してるのではないか、、、と 女の直感て結構当たるからな

そう思った途端に

「ちょっとトイレ行ってくる」 と彼は席を外した

益々怪しい この現状から 逃げたな と思った。

でも確な証拠もない 少し 泳がせておこうと思い私はそれ以上問い詰めなかった。

呆れて 私は二杯目のマティーニを飲みながら グラスの中のオリーブを見つめ

ジンの中でじっとたたずみ 時折 口直しに 静かにかじられるのを待っているかのような

そんなオリーブを 愛しく思えた

それはまるで 私の心を映し出しているかのよだった。

数日後

不意を突こうと思い 彼の会社の前で待ち伏せをしてみた。

案の定 会社の子か? フェミニン系のロングヘアーで

ピンクが似合い いかにも男子受けしそうな女子だ

仲良さそうに 出てきた これはただならぬ間柄と直感した

こんな時 どうしたらいいものか?

私は出るタイミングを逃してしまった かといって、このまま後をつけるのも どうなんだろか?

そう思いながらもついつい後を付けてい行ってしまった。

後姿の二人を少し離れて後方から歩いて すかさずスマホを取り出し

「パシャ」 証拠写真を撮った

こんな事をやっていると 自分が なんとみじめというか

情けなく そして 嫌な 女だ と気づいた。 私って 最低だな!

そこで、もう彼らを追うのはやめることにした。

翌日 病院勤務が待っていた この日も夜勤がある。

そして、当直の先生は例のあの先生だ

私が元気がないのを感じっとったのか、いつも優しいけどこの日はより優しさを感じた

「なんかあったの?」 先生は40代前半で年上のせいか 包容力があって魅力的と言ったらいのかな?

弱っている自分はふらっと包まれてしまいたくなってしまう。

私ってこんなに弱かったの。。。

夜勤の看護師は私を入れて二人 交代で病棟を巡回する

私の番が回ってきて巡回していると、先生の部屋のドアが少し開いていた。

開いていたがドアをノックし、中に入った 「先生」

先生は机に頭を伏せて寝ている様だった。

私はそっと近くにあった毛布を掛けようと手を伸ばした その時

ギュッツ っといきなり腕をつかまれ 抱きこまれた というか

包まれたと言った方が妥当な表現だった。

そして「大丈夫?」と優しく言ったのだ。

この時私は えっ! っと思ったが 抵抗する気はおきず

そのまま先生の大きな暖かい腕の中で安らぎを感じてしまった。

どのくらいの時間だったのか、息も出来なかった

涙が止められなかった

「先生 もう少しだけ このまま泣いていてもいいですか?」

とうとう その胸を貸してもらってしまった。

先生は 大きな木の根元で 小さく咲く花を 台風の強風から どっしりと

守ってくれているように 私を抱え込んでくれていた。

この日を境に 私と先生は深く繋がってしまったのだ。

それから

彼には あのフェミニン系のロングヘアーでピンクの似合う子と

私は 年上で 大らかな心の持ち主の先生と

お互い浮気しながら 付き合いを続けている

でもこの事実を知っているのは わたしだけ なのだ。。。

 

maria著

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