大学時代の出来事です。いろんな友達ができて、友達の友達、またその友達・・・と、いろいろな交流がありました。
ある日、私の友達A子が、男友達を連れてきました。
同じ学部の友達だったけど、話したこともなかった人です。
背が高くて、髪は茶色く色が白くて、とてもカッコ良い友達で、A子はいつも
「かっこいいよね!見てるだけでもいい。」
と言う程でした。
ただ、話してみると、何か軽そう・・・。そんな印象を受けました。
でも、そんな人に限って話しが上手くて、モテるんだよね・・・。確かに話すと楽しい、友達としてはバッチリでした。
誘われて

しばらくは、A子とその彼、その彼の友達と4人でよく遊びに行っていました。
彼は、車が好きでいろんな場所に走りに行く人でした。
私も車が好きだったので、それだけで好感度が少しアップしました。
男の人の運転する姿というのはとても好きで、その彼が運転している姿を見ていると、つい、見とれてしまう自分がいました。
A子が「上手くいくといいね。」
と一言。
「でも、いろいろ遊んでそうだし、ちょっとね。」
と一歩引いていました。
A子から、彼が私に好感を持っていることを聞かされたけど、実際に付き合う気持ちまでにはなりませでした。性格も良いし、カッコいいんだけど・・・。
ある日、彼から2人でどこか出かけよう、と誘われました。
とても嬉しくて、ついOKしてしまいました。
何だかんだ言っても、やっぱりすきなのかしら?
デートの日

デートの当日は、彼の車で隣りの県の海まで行きました。季節は秋でした。
助手席に座って、二人きりで、とてもドキドキしていました。
4人で遊んでいる時とはまた雰囲気が違い、大人っぽさも感じました。
そして、ただ、海を眺めて話しをしたり、ボーっとしたり。
そんな時間が心地よくて、ずっとこのまま続くといいな、こんな素敵なところがあるんだな、と初めて分かりました。
そして、帰りの車の中で付き合って欲しいと告白され、付き合うことになりました。
A子は、やっぱり、という感じで嬉しそうに祝福してくれました。
学校でもお互い照れながらも、順調に進んでいました。
約束

そして、またデートの約束をして、待ち合わせ場所で待っていたけどなかなか来なくて、その時は携帯電話もなかったので、連絡が取れないまま家に帰りました。
電話をしても出ない、その日は諦めることにしました。
その日の夜に電話がかかってきて、
「今、実家にいるんだけど、用事が出来ちゃって・・・。」
実家?彼は地方出身なので、車で行くと2~3時間くらいはかかる距離。
私に行けなくなったことも告げずにいきなり今実家って・・・。
その時は分かったと納得して終わりました。
部屋にいくと

ある日、彼の合鍵を持っていたので、部屋に行って帰りを待つことにしました。
合鍵を使って入るのは始めてで、ウキウキしていました。
入ってみると・・・。
きれいに片付いた部屋の真ん中にテーブルがあって、その上に、見たことのないピアスが・・・。
これはこれは、言い訳出来ない証拠発見!
その相手の女性が嫌がらせに置いて行ったか?とにかく他の女性が入ったことに間違いはない!
彼に、ピアスのことを言ったら
「友達が来たんだよ!何にもないよ!」
また言い訳。
友達がわざわざピアス置いていくか?もうそんな言葉に騙されない。
もう、こりごり

実家にいきなり帰ったことも何だか腑に落ちないし、今回のことも・・・。
もう、こんな思いするのはこりごり、別れを決心しました。
A子は、彼から事情を聞いて
「その女性が友達だということは本当みたいだから、許してあげなよ、彼は本当にあんたの事を大事に思ってるんだよ!」
と言われたけど、実家の時の件も嘘をついて他の女性と会っていたんだと、証拠はないけどそう思うようになりました。
彼の部屋のポストに
別れの言葉を綴った手紙と合鍵を入れて終わらせました。
その後、A子から
「手紙見て、かなりのショックをうけてたよ・・・。彼は本気だったんだよ。」
A子は、いろいろ仲を取り持ってくれて、彼の気持ちもよく聞いているから、それは本当なのかもしれないけど、またいろいろ繰り返して、いちいち言い訳聞きながら付き合っていくのも面倒くさくなってきたので、終わらせました。
「こんな事が重なると、信じてもらえなくなるんだよ。」
こんなふうに思うようになり、自分が一つ強くなった気分でした。
koin著









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