運命となる出会い

花火大会の日、私は行けるのを楽しみにしていたが、その日になって女友達が人混みは嫌いと言うため行けずに居酒屋に夕食に行った。

場所を変えたが2軒目も居酒屋に行き私たちは2人席で話しており、隣には男性2人が座っていた。

友達は美女、隣の男性は美男で、友達がかっこいいと言っていた。

後に美男性も友達のことを可愛いと言っていたらしくお互いの第一印象が良かったようで話が始まった。

4人で話していく中で私は男性2人と地元が一緒だったこと、年齢が同じという共通点を見つけた。

私は隣に座っていた男性に対し同級生であったようなどこか懐かしい、初めて会った気がしないと感じる安心感を覚えた。

お互いが居心地よく意気投合が早く4人で近くのBARで飲み直すこととなった。

ソファ席でお互い第一印象がいい人と隣で座ることになった。

美男美女が並んで座っているのを前にして男性がアピールしており、友達も喜び幸せそうであった。

それを私と隣の男性で微笑ましく見て楽しくお酒を飲んで過ごしていた。結局その日はもう1か所カラオケに行って解散した。

その後からもそれぞれの形で時間が進んでいき、友達側は恋愛進展に向けて真剣にデートを重ねて関わり続けていた。

私達は好きなことがお酒を飲むことと、アウトドアが好きという共通の趣味があったため会う機会が増えた。

1軒目でお酒を飲んで2軒目にカラオケに行くという流れが多かった。

ボーリング、ゴルフとやりたいことをし、お気に入りの飲食店を共有して巡ったりしていた。

運勢を見てもらおうとノリで個人的な占いに一緒に行った時も占い師さんより相性はいいですよと、聞いてはいなかったがついでに言ってもらえるほどであった。

私たちの会話は2人での楽しいことも考えてはいるが大半が友達側の恋愛を応援しており、発展してほしいという願いばかりであった。

それぞれから聞いた思いを元にいい感じだよね、くっつきそうだねって幸福感で満たされ盛り上がっていた。

1ヶ月経ったところで友達側は価値観の不一致で付き合うまでには至らない結果となってしまった。

私たちは応援していく中で一緒にいる時間も増えお互いのことをよく知るようになりお付き合いが始まった。

1週間後には滋賀の日帰り旅行を前々から予定立てており彼の車で観光地を巡り1日を満喫した。

ところが帰り道でのこと、軽い衝撃で怪我はなかったが車同士の事故に遭遇した。

車が一部故障し帰れなくなってしまったことから、彼がまず自身の両親に連絡し私のことも心配してくださっていたので私は怪我はないことを伝えたりとお話することになった。

そして彼はわたしの両親にも事故の件を謝罪しており、私からも無事であることを伝えお互いの両親と電話でのやり取りをすることになった。

彼の両親が迎えに来て、お互いの両親で再度電話での会話をして接点ができていった。

その日はそのまま彼の実家にお邪魔することとなった。

時間も遅かったためその日は挨拶程度で顔合わせのみする形となった。

その1週間後に改めて彼の両親と会食、2週間後には私の両親に挨拶することと事が次々と進んでいき団らんのきっかけとなっていった。

両宅でも感じ取れたのは特別扱いするわけでもなく、子供の一人として温かく迎え入れてくれているのがすごく伝わった。

その後も毎年お互いの実家に行くことが恒例化していった。

年末には彼の母親による自家製の年越しそばを食べ家の近くの所に初詣に行き、年始には自家製のおせち料理、お雑煮が準備されそれを囲み過ごしていた。

お互いの家で両親と会った時は、「こんなんやけどいいやつやから頼んどくわな 迷惑かけるかもしれんけど付き合ってくれててありがとうな こいついなくてもいつでもご飯食べに来て遊びに来てもいいからな」と太鼓判で総出で応援し心よりお付き合いしていることを喜んでくれていた。

彼とはUSJ、日帰り旅行、花火大会、イルミネーション、スノーボードと異性とは初めてのことを多く体験させてもらった。

出会いは求めたところにあることもあるし、諦めたところで思わずしていい結果になることもある。

運命の人って実際に出会ってることが多くて、一目惚れでもなく、ただの安心感でもない。

だけどこの人とずっと一緒にいるんだろうなって直感で思う人、いろんなことが起こる中で乗り越えていくことでそのこと自体に意味があることとして次に進みやすくなるんだろうなって気づけた。

 

u543著

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今回は、ある男女の運命の出会いについてのお話を書いていただきました。

    その日楽しみにしていた花火大会に行けなくなり、友人と居酒屋に行くことになった彼女は、そこで2人組の男性と出会います。
    美人だった友人はかっこいい男性に一目惚れをしたようで、4人で会話を楽しむことになります。
    4人は地元が一緒で年齢も同じという共通点があることが分かり、彼女はもう1人の彼にどこか懐かしさのような安心感を感じていました。
    友人達のほうはその後恋愛に発展していき、彼女と彼はそんな2人を応援していました。
    友人を応援していく中で、彼女たち2人のほうも一緒にいる時間が増え付き合い始めることに。
    旅行に行った帰りに事故に遭ったことをきっかけにお互いの両親を知り、次第に家族ぐるみの付き合いになっていきました。
    運命の相手は既に出会っているかもしれない、出会いや経験を乗り越えて見出すものなのかもしれないと感じた経験でした。

    偶然の出会いから事故の困難を乗り越えて恋愛関係を成長させる過程が上手く描かれています。
    一目惚れや安心感ではなく、この人と一緒にいるんだろうという直感、困難を共に乗り越えることでできる絆が大切だということがよく分かります。
    運命の出会いや絆について考えさせられる素晴らしい作品です。

    検収者 kitsuneko22

    ㉘kitsuneko22-10

コメントする

目次