あ~飲みすぎちゃったなぁ💦

チチチチッチ チチチチッチ
朝6時の目覚まし
「もう朝なの~まだ寝たいよ~」
昨日は地元の友達の博美と飲みに行って、つい飲み過ぎちゃったな 久ぶりだったし
そういえば失恋話聞いてもらってたんだよなぁ~、、、
思い出しただけでも 胸くそ悪いわ! あいつ本当頭くるわ! マジ許せない あの顔して二股なんて10年早いわ!!
時計を見るとあと30分で家を出ないと時刻だった
「あっヤバい ヤバい そんな事言ってる場合じゃない、遅刻 遅刻だ💦 早く支度しなきゃ」
みずきは急いでベットから飛び起きた
ふと 床を見ると
「ぎゃー!!」 「誰」?
見知らぬ男が

そこには床に転がるように眠り込んでる おっさんがいた。
みずきは昨日の記憶を頭の中で整理した
確か友達の博美と焼き鳥屋で私の失恋話を聞いてもらっていて、、、
焼酎 結構飲んだよな~ それからどうしたんだっけな⁈
あっ このおっさんだ!! そうだった!いたいたわ!
途中で話に割り込んできて お説教?アドバイス?みたいな事言ってた様な ないような
あ~ こんな記憶があやふやな自分が嫌だ!!
そうこうしてるうちに時間が無くなってきた
「ちょっと!! おっさん!! 起きてよ!!」 ごそごそと起きだしてきた。
「あの何処の誰だか知りませんが、帰ってくれる 私仕事行かないとならないのよ」
まだ、眠そうに目をこすりながら おっさんは言った
「なんだよ ひどいな~随分じゃないか 昨日言ってた事忘れちゃったの?」
えっ?! 覚えてないかも、、、記憶にございません💦
「取り敢えず仕事遅刻しちゃうから」そう言ってなんとかおっさんは帰ってくれた。
今日はコーディネートなんかしてる時間ない 身支度はそこら辺にある物を着て、慌てて家を出た
入社してまだ半年だし 印象を悪くしたくないので慌ててた
遅刻ギリギリでどうにか間に合った
今日一日ずっとあの謎のおっさんの事を考えいて、仕事にならなかったな
友達の博美に昨日の出来事を聞こうと思って電話したが、忙しいのか電話にでないな、、、
そして無事 最悪な一日が終わろうとしていた。
ピンポン♪
自宅に着いて、コンビニで買ってきた夕飯のオムライスを食べ終えると20:00だった
ピンポン!誰だ こんな時間に もしかしたら私を振った彼が思い直したのか❓
なんと楽天的な私だろう いやいや そんなはずない 思いっきり振られたんだから
「はーい」と玄関を開けると

おっさん!! じゃん!!
「何よ まだなんか私に用あんの?」おっさん今日はスーツ姿だった
手にはどこで買ってきたのか土産らしき物と缶酎ハイが数本 (何考えてるんだ?)
「おう! さあ はじめようか」とずたずたと勝手に入ってきた
「ちょっと待ってよ!勝手に入ってこないでよ 警察呼ぶよ」
「なんだよ、それはないだろうよ そっちが昨日 話持ち掛けてきたんだろうが」
えっ?!何言っちゃったんだろう
「悪いけど、まったく覚えてないんだけど 説明してくれる?」
「なんだよ、覚えてないの? お前な~かなり酔っぱらってたからな そんでもって彼氏に振られたとか言って喚き散らして、一緒にいた友達にも絡んでたぞ」
「マジで?ヤバいなぁ それで博美は電話に出なかったのか」
缶酎ハイをだして ぷシュッ!
「お前も飲め! お前の失恋話を聞いててよ それじゃ捨てられて当然だぜと思ったよ 今までよく一緒にいてくれたと相手に感謝してもいいくらいだぞ」
「なんで?そんなに私悪いのかな?」やけに素直な私
「あったり前だろ、あれじゃ人としてもダメだな お前は確かに美人だ!けどな人間、外見だけ磨いていてもダメなんだ! 内面も綺麗な人に、人は寄ってくるもんだ」
おっさんの言葉には説得力があった。確かに私は外見はかなり気を付けて手入れはしてる
でも、内面? 気にもしてなかった。自分勝手で都合のいいように相手を振り回してたかもしれない。
いつも私の都合ばかりに合わせて。彼の都合なんて聞いてあげてなかったと思い返した。
ついついおっさんのペーズに乗せられてしまってる事に気づいた。
で なんでおっさんは今ここで 缶酎ハイを飲んでるのよ!!
「わかった!おっさんの言ってる事は分かったけど 家には何しに来たのよ」

今度は柿ピーを出してきて 「だからお前の恋愛コーチだよ!お前からお願いしますって頼みこんで来たんじゃないか!」
「そんなこと言ったの⁈ 全く覚えてないんだけど」
おっさんは美味そうに柿ピーと缶酎ハイ1本を飲み終えた。
ちょっと考えてみたら、私は昔から人のアドバイスは聞かない方が多かった事に気づいた
ここで少しは人生の先輩のアドバイスを聞き入れても損はないかも
でもちょっと うさん臭い気もするしな~
まあ聞いて損することもないし、もし詐欺師のようにお金が絡んで来たら追い返そう
私もおっさんの持ってきた缶酎ハイをもらい飲み始めた。
「ところでおっさんは何してる人なの?」
「そうだな、強いて言えば 人間観察だな ハハハ まっ、なんだっていいじゃないか」
おっさんは飲み干した缶酎ハイの缶を握り潰して ビニール袋に入れた。
アドバイスなのかお説教なのか
「お前は少し口の利き方が悪いな やはり女性というものは多少の品の良さがセクシーに見せるんだよ。まだまだ ガキだな ガサツすぎる」
そんな風に色々ピンポイントでアドバイスなのか、お説教なのか2時間程話した。
全くハッキリと物言うおっさんだわ 時々見せるクールなしぐさが大人の魅力を感じさせた
時計を見ると、だいぶ時間が経過してた。
今日のところは、帰ってもらおう 「おっさん。アドバイスをありがとう」
「あっ ございます」 「おう! また来るよ」
何故だかわからないが おっさんの言葉にはどこか愛があった。
そして、暖かく知らず知らずのうちにいつもおっさんのペースに飲み込まれ
お説教くらってるにも関わらず、落ち着く不思議な存在だった
色々なことが頭に浮かんで、いつの間にか眠りについていた。
翌朝 知った 事実
翌朝 会社について 一階のエントランスがやけに騒がしい
皆が誰かにお辞儀をしてる様だった 「はようございます」
しかも皆深々と どんだけのお偉いさんだ?
同僚の物知り 秋山が教えてくれた「あの人最近海外から戻ってきたらしいけど、こっちでCEOらしい」
興味本位で人の中を割って覗いてみた

そこには なんと あの おっさんじゃん!
家に来てる時のような酔っ払いのおっさんじゃなくて、ビシッとスーツ姿で決めていて ヘアースタイルも野暮ったい七三分けじゃなく 何というか ダンディな紳士って感じで
ドキッとした
私はあっけにとられ ただただ おっさんを見つめていた、、、
おっさんは ただのおっさんじゃなくて この会社のCEO~~~
次に家に来た時 どんな顔して 話せばいいのよ~~💦
iino著









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