出会いは出会い系サイト!

友達の間で出会い系サイトが流行っていた。
友達は彼氏がいても、興味半分で出会い系サイトをし、私は彼氏がいないので、期待半分、ノリ半分の気持ちで始めた。
友達同士でどんな男性と知り合ったか、飲みながら話すことが楽しみとなっていた。
出会った男性の写真を見せ合いっこしたり、仕事は何をしているのか報告し盛り上がった。
何人かの男性と仲良くはなったが会うことはせず、サイト内で話すだけ。
さすがに知らない男性と会うのは怖かったのだ。
そんな中で気楽に話せる女性を探している男性(ボス)と知り合う。
どうやら自分の持っているグループチャットで、女性も交えてワイワイ話すのが目的らしい。
私は暇な時に話せばいいか?とそのグループに参加しておいた。
グループチャットは、予想以上に面白く、話上手な人、聞き役の優しい人、芸人さんみたいに笑わせてくれる楽しい人が10人ほどいたのだ。
楽しいチャットばかりではなく、みんないい大人だったので仕事の悩み、家庭の悩みなどを話す日もあったりして、誰しも個々に辛いこと、困りごとがあるのだなぁと考えながら参加していた。
個室チャットで・・・

ボスに誘われ、始めたグループチャットが思ってた以上に楽しく、仕事後の楽しみになっていた。
私は仕事のストレスが溜まり、グループチャットでみんなに相談した。
みんなアドバイスをくれて、参考になったし、気持ちが少し楽になった。
その時、使ったことのない個室チャットから通知が入ったのだ。
いつも聞き役となっている男性だった。
私を心配して
「みんなの前では言いずらい事もあるでしょ?」
ここならもっとゆっくり話を聞いてあげれるからね」
って、気を遣ってくれた。
この時から、悩みがあるとみんなにではなく、
なんとなく彼の個室チャットで相談するようになっていた。
黙って私の話を聞いてくれ、慰めてもらっているうちに彼の優しい対応に惹かれ始めていた。
告白

グループチャット、彼との個室チャットでのやり取りが数ヶ月続いていた。
そんな時、このグループチャットに誘ってくれたボスから告白されました。
でもボスは既婚者なので、私は「不倫をするつもりはない。」と断りました。
そのことを知った彼は心配して連絡をくれました。
私はいつもそう。
好きな人は振り向いてくれない、好きになれない人から好意をもたれやすいのだ。
なんでだろう・・・
片道2時間の彼のもとへ

ボスの私へのアピールは続いていたが、私の気持ちは揺らがない。
それは彼の存在が大きくなっていたからなのだ。私は彼氏が出来たことがなく、彼の優しさに夢中になっている。
そんなとき、彼が
「会ってゆっくり話さない?」
と、言ってきたのだ。私は嬉しくてすぐにOKした。とはいっても、彼と私の住んでいるところは遠く、片道2時間はかかるのだ。
しかしこのときは、距離なんて気にならなかった!
彼が私の住む町まで来てくれる、と言ってくれたが私は彼が住んでいる町が見たく、私が行くことにしたのだ。
電車を使うと時間を気にしないといけないので、車で行くことにした。私はドライブが好きだし、道も詳しい方なので問題はない。
彼に会える嬉しさと緊張の中、彼のもとへ出発!
文句なしの彼

彼の住む町に着き、近くまで来ていることを彼に連絡した。
彼の自宅から近いコンビニで待っていると、彼が現れた。眼鏡をし知的な雰囲気!いつものように優しく出迎えてくれた。
私はドキドキが止まらなかった。
彼の自宅へ行き、彼の車に乗り換え近くの海までドライブをした。スポーツタイプの素敵な車。
チャットの話、お互いの好きなことの話などで会話は途切れることはなく、楽しい時間を過ごした。
帰りがけに食事をして、彼の自宅へ戻り、お互いゲーム好きなのでゲームをして盛り上がった。
夜が明けて明るくなってきた。楽しい時は時間が経つのが早い。私は朝になってしまったことを謝り、帰ることにした。
いろんな話をし、彼のことをもっと好きになってしまった。
知るのが遅かった事実

彼と会うようになり、互いの家を行き来するようになっていた。
何も言葉は交わしてはいないが、付き合っている彼氏彼女みたいに毎週会うようになっていたのだ。
私はこの関係でも十分幸せだった。
でも本音は、できることなら早く結婚して、赤ちゃんを授かりお母さんになるのが夢だった。
彼とその夢を叶えたいとおもった。
そんなある夜、彼の部屋で早めに寝てしまった。
トイレで目が覚め、彼をビックリさせようと、静かに彼のいるリビングへ行くと彼はパソコンの前にいた。
何をしているかと除き込んでみると、他の女性とチャットをしていたのだ!
画面には
「早く会いたいよ!」
「私も早く会いたい」
などのラブラブなやり取りをしていた。
彼は私の存在に気づき驚いていた。
私はこの行為を責めた。
彼は「別に関係ないじゃん!」
「好きな子とチャットして悪い?」
彼の発言に怒りよりもショックで仕方なかった。
彼はなんと何股もしていたのだ。
確かに付き合うといった言葉は交わしていない・・・
私に責める資格はないのかもと思い言葉がでなかった。
どうして彼がこんな人だと気づけなかったのだろう・・・
勝手に夢中になった私がいけないのだろう・・・
こんなに好きになる前に気づきたかったよ・・・
やはり私は男性の見る目がないのだろう。
なにも言わず私は自宅へ帰った。
ririy著









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