2度の出会いからはじまった!それは親切なホテルのボーイさん・・・

春の研修会

私は高校を卒業してファッション関係の仕事に就職した。

入社式が終わり、次に研修会の予定があり憂鬱・・・

でも、面接時に仲良くなった同期に会えるのは楽しみにしていた。

 

研修会の当日、会場となるホテルがある駅で同期5人と待ち合わせをしていた。そこは有名なテーマパークがある場所なので何度も来たこともあり、少し早めに着いて、同期達を待っていた。

同期達が揃いホテルに向かった。荷物をホテルの部屋に置き、研修会へ!

お偉いさんなどのお話や会社のイベント紹介などだけ。短時間で1日目の研修は終わり。

1度目の出会い

研修は短時間で終わったので同期達と買い物に行くことにした。

近くのショッピングモールに行くことしたのだが、どのバスに乗って行けばいいのか、わからなかった。ホテルの人に教えてもらいやっとバスに乗り、目的地に。

各々買いたいもの済ませホテルに戻ろうとしたが、またどこ行きのバスに乗ればいいのか、わからず今度はたまたま近くにいた男性2人に声をかけた。

男性達はこのあたりに詳しいようで、丁寧に教えてくれ迷うことなくホテルに戻ることができた。

これが男性達と1度目の出会いとなる。

夕食をしながら男性達の話題になり、連絡先でも聞いておけばよかった!などと話ながら研修中とは思えぬ盛り上がで1日目は終わった。

 

2度目の偶然

研修2日目、社員さんの話を聞いたり、接客業務、商品の説明などいろいろあり、あっという間に時間は過ぎていった。

夕方に研修は終わり、夜は食事をしながら会社がスポンサーとなった映画の紹介があった。その場には映画に出演した有名人も来ていた。

有名人に会えるとは思っていなかったので同期達と大興奮。

有名人に会えるし、ホテルの食事も美味しかったので満足しながら部屋に戻ろうとした時、ん?知ってる顔だな?誰だっけ?と一瞬戸惑った。

「あれ?」と声をかけられ思い出した!

前日にバスの乗り方を教えてくれた男性だったのだ。

男性はなんと!私達が泊まっていたホテルのボーイさんだった!

男性は

「ここに泊まってたんだ。」

私達は

「うん、ここで研修会があってね。」

「昨日はありがとうございました。」

と、会話を交わした。

一夜に急展開

親切にバスの乗り方を教えてくれた男性はホテルのボーイさんだったことがわかった私達は驚きと、再会にテンションが上がった。

男性は

「もう少ししたら仕事終わりなんだ。この後、仲間たちと暇だから海で花火するんだけど来る?」

と、誘われた。

 

私達はテンションが上がっていたので、誘いにのりホテルの裏口で待ち合わせをした。

(本当はホテルから出るの禁止なんだけど・・・)

前日に会った男性2人と同じホテルで働く男性3人が裏口から出てきた。

男性はY君、前日に一緒にいたのはK君という名前を教えてもらった。

 

ワイワイ話ながら海へと行き、花火をして楽しんでいた。

連れの男性が海へ飛び込んだり、パンツ1枚になってはしゃいでいて面白かった。

夜が明けるまで男性達と過ごし、楽しくて帰りたくなかった・・・

 

Y君が、

「よかったらまた会わない?」

「連絡先教えて」

と、言ってきた。私はもっと一緒にいたかったから連絡先を教えた。

別れ際いきなり「またな!」と言って、抱きしめられた・・・

恋愛感情

研修も終わり、同期達と楽しく過ごせて嬉しかったが、それよりもY君と出会えたことが今回の研修会での1番の出来事。

まだ会ったばかりなのにY君のことばかり考えてしまう・・・

研修会から戻って2日後、Y君からの着信だ!

めちゃめちゃテンション上がった。

たわいもない話から、この間の花火の話などをして長話になっていた。私はどんな内容でもY君の声を聴いていれるだけで嬉しかった。

話の流れでまた会う約束をした。

今度は2人っきり。

嬉しさと、緊張がごちゃ混ぜで自分の感情が自分でわからなくなった。

わかっているのは、私はY君が気になっていること。

よくあるひと夏の思い出?だったのかな・・・

Y君と2人っきりで会うようになり、私はもっともっとY君で頭がいっぱいになっていく・・・

Y君と知り合い夏を迎えた。

Y君と海に行ったり、お揃いのモノを買いに行ったり、テーマパークで遊んだり本当に楽しい夏を過ごしていた。

そしてY君ときちんと付き合うようになった。

テーマパークでお互いの気持ちを確かめ合ったのだ。

有名テーマパークで魔法にかけられた感じ。彼からの告白。私からも告白。

出かけた先々で写真を撮っていたのだが、その写真もだんだん増えてきた。どれも楽しそうに、そして嬉しそうにしている自分を改めて見ても幸せだった。

浮かれた気持ちで、同期の仲間達に報告などもしていた。

 

そんなころ、仕事の方が忙しくなり、Y君と会えなくなっていった。

毎晩、電話で声を聴くとホッとする。

会いたいと思う気持ちもある。

でも、そんな日がしばらく続いた頃から、無理して会わなくてもいいかな?って気持ちになってしまった。

自分の矛盾している気持ちがなんなのかわからなかった・・・

仕事が忙しく、疲れていた私はY君への気持ちが少し冷めてきていることに気がついた。

偶然の2度の出会いと、あのシチュエーションに酔っていただけなのかな・・・って。

その後、Y君と会うことが減り、連絡を取る頻度も減り、なんとなく2人の距離ができてきた・・・

今夜も仕事で疲れたからボーっとして、そのまま寝てしまおう。。。

 

 

k87著

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