イケメン営業マンが一目ぼれした相手に告白!どの様な展開に・・・

団体に就職


当時、フリーターとして働いていた私は、父親の紹介である団体に正規で就職をすることになります。
市区町村にほぼ1つ存在する団体です。

そこで働いた私は、相談業務で会員訪問をしていました。
「経営の相談をしたい」「税金の相談をしたい」そんな会員さんのためになる仕事です。

私自身も、会員さんとの信頼関係を築くために積極的に話をしていきます。
「困ったことはありませんか?」等、常に話しかけに行って相手のためを考えていました。

仕事は大変ですが、会員訪問の時の「ありがとう」の言葉をもらえるのは、団体での仕事の特徴です。
その言葉があると、「この仕事をしていてよかった」とよい気持ちになりました。
会社組織ではなく、利益のための競争はないため、団体間での交流はよくあります。

交流会を通じての飲み会は、3ヶ月に1回のペースでありました。
時には、(団体のレクレーションの手伝い等で)助け合い、時には、会員数増加(団体なので会員数を増やさないといけません)の競争をする関係です。
レクレーションを通じて仲良くなったA君は、他の地域の団体の職員ですが会話をよくしたり、団体の活動に参加したりと、良い仕事仲間でした。

彼は顔がイケメンで、営業向きです。コミュニケーション能力もあったため、老若男女関係なく話をする人でした。
団体に入社したのは、A君の方が後ですが、すでに結婚をしています。

「若いのに結婚が出来るとは羨ましい。どうやって結婚までいったのだろう」
そう思いました。

ある交流会の飲み会でA君と隣の席になったため、出会いから結婚までの出来事を聞くようにします。
すると、驚きの事実がありました。

A君は成績はあまり良くないがコミュニケーション力があった

A君は、大学卒業後はIT関連の会社の営業部に入社しました。
営業部に入った同僚は5名ほど。もちろんですが、社会人になりたてのため、みんなやる気はあります。
研修期間も終了して、本格的な営業として業務の開始です。

半年経過したある日、営業部の部長に呼ばれます。
「入社してから半年経過したが、営業成績に差が出てきた。結果が出せていない人はがんばるように。」

A君は、新入社員の中で下の方でした。そのため、部長からさらに結果を出すように指示を出されました。
「半年で厳しいことを言われるなんて大変だね」
私は、営業部の厳しさに驚きました。

しかし、A君は営業部には必要なコミュニケーション能力が高かったです。そのため、同僚に対しての評価は上がります。
結果が出ないことにA君は、落ち込みました。これからは、成績を上げていこうと決心します。

後輩として入ってきたBさんに一目ぼれ

A君が会社に入って1年後に、新入社員が入ってきます。
男女合わせて10人位でした。その中で、1人だけ外見に魅力がある女性(Bさん)がいました。
A君は、思わず一目ぼれをします。

「会社で後輩の女性に一目ぼれか、羨ましいな」と私は思いました。
幸運なことにBさんは、一般事務で席はA君の近くです。

「なんとかBさんと会話をしたい」
そう思ったA君は、Bさんと人間関係を築いていこうと考えます。

当然ながら最初から昼食に誘うことは難しいです。
そのため、A君はBさんに仕事のことで積極的に指示をしていきます。

「こうすれば、Bさんと関わることが多くなる。それを続けて関係を築こう」
という考えです。
「うまいことやるねえ。」と私は思います。

休日を利用してデート


幸運なことに会社は、完全週休二日制でした。
A君は、ある程度関係が築けたと感じた頃を考えて、Bさんをデートに誘うことにします。
Bさんも、A君と仕事や会話をすることで徐々にA君に対して良い印象を持つようになりました。

最初は、公園で会話をする程度でしたが、ドライブや遊園地等お互いの関係が深くなります。
デートを繰り返すうちにお互いに恋愛感情も出てくるようになります。
4年程度続けてきたため、そろそろ結婚の話も出ました。

A君は、コミュニケーション力を生かして、Bさんに積極的に話をします。
「そろそろ、結婚を考えないか?」
突然のことで驚きますが、Bさんも
「いいよ。A君とだったら、楽しい家庭が築けそう。」
と言うと、

「そうだ、普通に告白をするのではなく、忘年会で告白をしたいが、どうかな?」
と提案をします。

「面白いね、きっとみんなも驚くよ」
Bさんも賛成しました。

私は、
「職場結婚は実際にあるのか。4年程度デートをしてきたら、結婚は考えるね」
と思いました。

会社の忘年会で告白


営業成績は相変わらずでしたが、コミュニケーション能力は高かったため、忘年会でも先頭に立ちました。
忘年会の幹事も務めます。

幹事になってから3年目です。
そこで、A君は驚きの行動に出ます。

忘年会も盛り上がってきた時に、突然A君は、
「ここで、みなさんに報告があります。私Aは、Bさんにこれから告白をしたいと思います。」
「おおーすごい」

驚く同僚を前にA君は、一言、
「Bさん、今までデートをしたり一緒に仕事をしたりして楽しかった。これから、家庭を一緒に築かないか?結婚をしてほしい」

Bさんは、
「いいわ。結婚をしよう」
拍手が起こりました。

私も「すごいね。勇気があるね」
と驚きを隠せなかったです。

A君は団体の職員へ

A君には、ある夢があります。
「管理職になって人の上に立って仕事がしたい」
と考えていました。

しかし、現在の会社では、人の上に立つ可能性が低いです。
そこで、求人を探していると、団体の求人を発見します。

そこには、「将来の幹部候補生を募集」の文字がありました。
「会社をやめてここで働く」
と決意をします。

その話を聞いた私は、
「正社員の仕事があるのにもったいない。しかも、給料が下がるのによくやるねえ」
と思いました。
挑戦の気持ちが高いA君は、会社をやめて団体に転職します。

私は、
「会社を辞める時に奥さんはどう言ったの?」と聞くと、
「共働きでやっていこう。あなたの夢を応援する」
と言って、A君の退職に賛成しました。
その後は、うまく生活が出来ているそうです。

Naka著

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