初恋・・・
中学校1年生の春
気づいたら私は恋に落ちていた。
出会い

私がその女性と出会ったのは
中学1年生の春。
最初はあまり話をしたことがなかった。
席替えをしたときに隣の席になったのが
きっかけでよく話すようになった。
とても愛想が良く、
かわいらしい雰囲気を持っていた。
当時はモテていたのかもしれない。
メール

当時はメールで連絡を取るのが主流であった。
だが、私は携帯を持っておらず
パソコンでメールのやり取りをしていた。
外に出かけた時や家でだれかパソコンを
使っていると連絡が取れない。
好きな人と好きな時に連絡を取れないのは
とても寂しかった。
その女性とは、色々と共通点などが多く
話していてとても楽しかった。
当時は、なぜかメールアドレスを聞くのが
恥ずかしかった。
友達経由でメールアドレスをGETした。
初めてメールをするときは
とても緊張した。
手に汗をかきながらキーボードに文字を打ったのは
今でも頭のどこかに残っている。
返信が来るかな?
とても不安な思いでした。
数分後返事が来たときはとても嬉しかったです。
当時は、その数分が何時間にも感じるほど
とても長い時間だった。
次の日、学校で『昨日メールくれた?』と
聞かれたが、恥ずかしくてつい『してない』と嘘ついてしまった。
何日かやり取りしていたら学校で
『メールくれたでしょ?』と聞かれたので
『したよ』と言ったら『やっぱりね』と笑顔で返事をくれた。
その時の笑顔はなんだかとても美しくて見惚れてしまった。
その後も、学校ではたくさん話をしたり
毎日のようにメールでやり取りをしていた。
なぜか話題は尽きず毎日が楽しかった。
学校で話をしすぎて、色々な先生に注意されたこともあった。
注意されたときに、お互いに顔を伏せて
笑いあったりするほど仲良くなっていた。
周りからの冷やかし

中学生の時は、仲の良い男女がいると
周りから『お前ら付き合っているのか』
など冷やかされることが多かった時期だろう。
私もその冷やかしを受けていた。
なぜか悪くないなと心の中で思ってしまった。
部活動で時間が被った時には
お互いの友達がわざと二人が鉢合わせるように
わざと変なお願い事をされるときもありました。
その時は周りの目もあり、すごく恥ずかしいはずなのに
なぜか嬉しかった。その空間を離れたくないほど
貴重な時間だった。
周りは冷やかしの気持ちでやっていたのだろう。
ですが、私にはとっても嬉しい時間だった。
多分相手も同じことを思っていただろう。
この時までは、順調だった・・・
事件発生

事件が起きたのは、中学1年生の冬のことだった。
いつも通りに学校を終え帰宅した。
時間ができたので好きな女性とメールのやり取りをしていた。
突然相手の女性から、難しい漢字だらけのメールが
送られてきた。
『このメールってどういうこと?』
その当時私は弁解するのではなく、
なぜか難しい漢字を訳し始めてしまった。
全部訳し終わるには1時間程度かかっていただろう。
ようやく終えメールを返した。
返事は『訳が必要ではなく、なんでこんなメール送ってきたの?』と言われた。
私は、『送っていない。送信履歴にそんなメールはない』と弁解したが
『同じメールアドレスから送られてきてる』と言われた。
どういうことだ?いろいろ考えたが答えが出なかった。
次の日学校で『あんなメール送ってくるなんてありえない。もう連絡してこないで。』
何も悪いことしていないのに・・・
そう心の中で思い女性に弁解しようと話しかけたり
メールを送ったがすべて無視された。
私の初恋は終わってしまった。
おそらく第三者にメールアドレスをコピーされ
相手の女性に変なメールを送られた。
犯人の見当はついていたが、特に何もしなかった。
突き放されたショックが大きく何もできなかった。というのが正しい。
その後

私はその日を境に、メールでのやり取りをするのが怖かった。
しばらくしてこのままでは前に進めないと思い
メールを再開した。
念のため、メールアドレスを変更したが
その犯人には教えなかった。
なぜかというと、その犯人はめでたく私の初恋の相手と交際しているのではないか?
と噂を聞いたからだ。
その噂を聞いたときに、やられた。そう心に思った。
私とその女性が仲良くしているのが気に入らずにやられてしまったのだろう。
その犯人が、私の初恋相手を好きなのは噂で知っていた。
だが、私はその女性を好きになってしまっていたので
諦めることは出来なかった。
もっと早いうちに気持ちを伝えておけば・・・
後悔してももう戻れない。
悔しい思いをした初恋であった。
ypagp著









コメント
コメント一覧 (2件)
pr
ユウタ26さん
訂正とお詫び:2記事目の検収での項目を修正致します。
”初めての投稿をして頂きまして有難う御座います。
それでは検収をさせて頂きます。”
とありますが:2記事目の投稿をして頂きまして有難うございます。
と修正させて下さい。
ご迷惑をお掛けして申し訳有りません。
どうぞ宜しくお願い致します。
井上保夫
承認を解除 | 返信 | クイック編集 | 編集 | スパム | ゴミ箱へ移動
admin-d3
gitbrg1.xyz
afrrr@smail.plala.or.jp
114.163.101.139
ユウタ26さん
初めての投稿をして頂きまして有難う御座います。
それでは検収をさせて頂きます。
今回の作品は、中学一年生となった少年が同級生の彼女に恋する気持ちを作品にして頂きました。
席替えをしたときに隣の席になったのがきっかけでよく話すようになった男女。
彼女は、とても愛想が良くてかわいらしい雰囲気を持っていたので周りからも好かれていた。
友達経由でメールアドレスをGETした。
初めてメールをするときは
とても緊張した。
手に汗をかきながらキーボードに文字を打ったのは
今でも頭のどこかに残っている。
毎日のようにメールでやり取りをしていた。
なぜか話題は尽きず毎日が楽しかった。
そんな関係は長くは続かなかった。
彼を偽装したメールが彼女を不快にしてしまう!
私は、『送っていない。送信履歴にそんなメールはない』と弁解したが
『同じメールアドレスから送られてきてる』と言われた。
おそらく第三者にメールアドレスをコピーされ
相手の女性に変なメールを送られた。
彼の釈明が弁解に捉えられて彼女から絶交されてしまいます。
事件は思わぬことで濡れ衣のままで終わります。
犯人の見当はついていたが、特に何もしなかった。
今回の作品は、とても明快で分かり易い内容となっています。
更に中学生の瑞々しい感性が上手く表現されて読者もその時代に居る想いを抱いたことでしょう。
有難うございます。
それではこれにて検収を完了とさせて頂きます。
次回もこの様な感性豊かな記事を楽しみにお待ちしております。
井上保夫