学生時代の苦い思い出

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学生時代の出会い

高校生という身分の時。それは自由な時間を過ごすことができますね。

学業・部活・放課後の買い食いなど…何をするにしても楽しいことばかりでした。

そしてやはりみんな一度は思うことがあると思うんです。

そう、恋愛をして恋人と甘酸っぱい時間を過ごしたいと。かくいう私もそうでした。

そんなわたしは部活をやっていました。演劇部に所属し、友達と長く楽しく活動をしていました。そんなわたしが高校2年生のとき、入部してきた女の子たちがたくさんいました。そしてその中の一人の女の子との出会いがわたしにとって様々な経験をすることになりました。いいこともあれば悪いことも…。

そんな話をしたいと思います。

部活での楽しいひと時

当時私たちの演劇部は他の高校と違い、男子が多い演劇部でした。そういうのもあり、後輩として女子と男子が半々で入ってきたときはワクワクしたのを覚えています。

演劇のジャンルが増えるというのも一つでしたが、何よりも女子が入ってきたというのに私たちはやったぜと言い合っていました。

その中の一人の後輩の女の子がとにかくすごかったんです。

その女の子はとにかくハキハキしていてハッキリとものを言う子でした。そして誰とでも分け隔てなく接することが多い子でした。また声優を目指しているということもあって多彩な才能を見せてくれました。

そして、何よりも自分が落ち込んでいるときに良き話し相手になってくれるというとてもできた女の子でした。今思えばみんなにもそのように接していたという話なのですが、男というのはやはり、そういうことをされると、

「あれ、この子のこと、俺好きだな…」

と思ってしまうわけですね。とても単純!

ですが、学生という身分、そういう多感なお年頃でもあり、自分は一人で興奮していました。そして一人で入り込んでしまうわけですね。

放課後になれば部活で会えるのでノリノリな気分で部活に励み、休憩中はアニメやゲーム、漫画などのオタクな話で盛り上がり、みんなで駅まで行くときはその子のそばにいてとにかく話をしようとしたりと、今思えばなかなか危ないことをしていたと思います。

そんなことをしていたら、とある事件を起こしてしまいます…。

最悪な失敗…

そんな毎日を過ごしていたある日。

その女の子から、部活にいる先輩(私の同級生)から話しかけられるのが苦痛で仕方ないんです。と相談を受けました。

私としてはそんな相談をされたこともあまりなかったのでとてもうれしかったんです。

そのまま部活を終え、みんなで帰りの電車を待っているときに、ふとその女の子の最寄りの駅まで一緒に帰ってあげようという気持ちになりました。

そのまま電車に乗り、いつものように降りる前に

「なんか話あるみたいだからこのまま乗るわ」

といってその女の子と同級生と3人で最寄り駅まで一緒に帰りました。ちらちらと同級生が話に入りたそうにしていましたが、私たちのオタクのレベルについてこれないのか、最後はあきらめて帰っていきました。

そして、自分の家に帰ったあと、女の子からお礼のメールが届きました。

そこからやり取りを続け、自分の中で何かがはじけ、こう思いました。

(今なら告白してもいけんじゃね?)

と。これが最悪の結果を招いてしまったんです…。

そのままの流れでならいける!という謎の根拠の元、私は彼女にメールでこう言いました。

「俺たち付き合わない?」

そして返信は

「私、そういうの無理です」

そのメールを見た瞬間、やっちまった…と後悔しました。

その後、謝罪のメールを送りましたが、返信はなく。次の日を迎え後輩から呼び出しがかかり、こう言われました。

「わたしは面と向かって言われるほうがいいんです。先輩のように軽い告白は受け入れられません」

ハッキリとした口調でこう言われました。

その後、さらに部長である友人を巻き込んでの話し合いが始まり、私は部活そっちのけで話し合いをしていました。そのあとのことは正直覚えがないくらいです…。

まさかの事実

そのあとの部活はとてもギクシャクしながら過ごしたのをはっきり覚えています。

その女の子からの謝罪もあり、何とか普通に接することを心がけていたものの、どこか恐怖心を覚えてしまった私。女の子はそのあとも普通に接してくれていたことを考えるとなかなかの態度をとってしまったなと思っています。

その後、高校を卒業し、今でも仲の良い友人と話をしていたときのこと。

こんなことがあったんだよねあの時。と話題に出したとき、一人の友人が

「俺も好きだったんだよね」

…よくよく話を聞けば、その女の子は分け隔てなく接するため、私の友人たちにも同じような行動をしていたこと。当時はみんなあの女の子のことが好きだったということ。そして、そのせいで仲のよかった他の部活の部員たちもけんかをするようになったということ。そしてその仲の嫌われ者と付き合ったということ…。

聞いたときはびっくりしましたが、大人となった今ではいい笑い話。

c476著

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今回の作品は、著者が高校時代の部活で経験した恋愛のお話です。

    当時、他の学校よりも男子の比率が高い演劇部に所属していた著者。そこに入部してきた後輩の女の子のことを、著者は気になってしまいます。
    ハッキリとした物言いで誰とでも分け隔てなく接する彼女に著者は「この子のこと好きだ!」と思い、積極的に交流を図ります。
    ある日、その後輩の女の子にとある先輩との接し方について相談を受け、後輩の最寄り駅まで一緒に帰ってあげることになります。
    後輩からお礼のメールが届いた著者は勢いでそのまま後輩に告白するも、面と向かって言われたい彼女は軽い告白だと著者を振ってしまいます。
    高校卒業後に仲の良い友人とその話をすると、実はみんなその後輩のことが好きだったことやそのせいで仲間割れが起きていたことなどを知り、青春時代の笑い話となりました。

    高校生という自由で楽しい時を過ごす一人の男の子の心情が、手に取るように伝わってきます。
    親切な女の子を好きになったり振り向いてもらおうと行動する姿は、「あるある!」と共感する人も多いでしょう。
    大変読みやすい文章で、多くの読者が共感しながら読める作品に仕上がっています。

    検収者 kitsuneko22

    ⑲kitsuneko22

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