知人の紹介で朝子は日本在住の韓国人のジョンと出会いました。
ジョンが親の経営する焼肉店で働いていたので そちらに遊びにいきました。
厨房でハンバーグを作ってもらったりして 彼のやさしさにひかれていきました。
ジョンはお金もうけのことをいつも考えていて 焼肉屋さんから転職を考えていました。
朝子はビルのオーナーくらいになれるといいねと 夢の話などしてました。
ある日のこと
朝子が女友達と沖縄に旅行へ行ったことをジョンに話すと彼も沖縄に行きたいと言ったので沖縄のムーンビーチに旅行に行くことになりました。
彼はいつも焼肉屋さんでお仕事してた為、朝子の旅行の話が新鮮だったようです。そして彼は初めての旅行のようでした。
その後はファミリーレストランや 色んなとこに食べ歩きしたり バッティングセンターで遊んだり 夏は静岡のビーチや千葉県の館山、八丈島などで海水浴を楽しみました。
3年ほどたった時、彼は事務所を持って スーツを着る仕事につきました。
車も117クーペからジャガーに替えました。其のころは車の良さがわからず乗せてもらってましたが今思うと凄い車に乗っていたんだなぁと思います。
お互い少し貯金ができたので冬のスキーに行く計画をたてて 上野のスポーツ用品店でスキーウェアーを購入して 北海道の手稲山や藻岩山、盛岡のスキー場などに行きました。
雪山の頂上からの眺めはとても綺麗でした。

サイパン島にも旅行にいきました。サイパンの海はブルーダイヤのような素敵な海でした。イカの大群を見たり、青い海原にイルカが飛び跳ねていたり 船で一週したのが心に残ってます。またジープで島めぐりをしたり 夜にはマイタイのんでショーを見たりしました。
バスガイドさんのお話しも好感もてました。

気が付いたら4年ほどたっていました。
銀座に食事に行った時、彼はビルを持つことも夢じゃなく実現できそうだと朝子にいった。
そんな頃 周りから「結婚しないの?」と聞かれるようになりました。
しかし 彼の母親が日本人と結婚するのをとても嫌がって 朝子と結婚するなら死ぬと言ってると彼は朝子に言いました。
その後、1年ほどつきあった頃、ジョンが朝子に結婚申し込んだら断られた夢を見たというのです。
ジョンの家族には会っているのに 朝子は家族に紹介してませんでした。母親だけには言っていたのだと思います。
ある日2人でいるところを朝子の父親に見られて初めて韓国の人と付き合ってる
ことがわかり 朝子の父親も反対しました。
朝子の父親は 朝子にお見合いを進めました。
朝子は気乗りしなかったけど 結局親のいうとおり お見合い相手と喫茶店で 会うことになりました。
お見合いの日に偶然、ジョンは同じ喫茶店の片隅で朝子を見ていました。ジョンの家が喫茶店から近かったためです。
朝子はお見合い相手と何度かデートしましたが結婚まで踏み込めませんでした。
その後
ジョンが他の人との結婚がきまり、結局2人は結ばれませんでした。

朝子は会社の同僚とお酒をのみ、大泣きしてしてしまいました。
でも もし彼が結婚しなければ
ずるずると結婚することもできず 別れることも出来なかったと思います。
今では韓国の人と結婚してる人は多いですけど、当時はまだ 昔の慰安婦のこととかで日本人を嫌う韓国の女性がいるのだと認識しました。
でも、結婚してる人もいるのですから 2人は結局 お互いの親の反対を押し切れなかったんです。
今でも慰安婦の問題は取り上げられてますが だいぶ考えが変わってきています。
韓国の若い人が 日本のアニメが好きとか 日本に訪れる方が多かったり、日韓関係が緩和されてるように思われます。
結婚することはできませんでしたが 彼が食道楽と車マニアだったため 美味しいものを食べたり、贅沢な車に乗せてもらったり、旅行にいけたのですから いい思い出です。
R513著









コメント
コメント一覧 (2件)
pr
今回は、韓国人の男性との恋愛について書いていただきました。
知人の紹介で出会った朝子と韓国人のジョン。
親の経営する焼き肉店で働くジョンは、お金を稼ぐ夢をいつも朝子に語っていました。
朝子が友人と旅行に行った話をすると、ジョンも行きたいと言います。それは、彼にとって初めての旅行でした。
その後もいろんなところへ旅行へ行った2人。
その頃のジョンは、お金を稼ぐという夢を実現している真っ最中。そして、ビルを持つことも現実的になってきていました。
結婚の話が周りからささやかれていましたが、彼の母親が、日本人との結婚に反対!
朝子の父親も韓国人との結婚に反対し、結局2人が結ばれることはありませんでした。
日韓問題が引き裂いたこの2人の恋愛は、非常に悲しくあってはならない問題です。
しかし悲しいだけではなく、楽しい時間を過ごした2人の幸せな光景がしっかり伝わってきます。
国に関係なく、自由に恋愛できることがどれだけ素晴らしいことかを読者に伝える良い作品です。
検収者 kitsuneko22
⑮kitsuneko22-10