いつもとなりどうしの彼女!片思いを実らせる事はできるのか!?

学校生活にハリを与えてくれる物があります。
部活や友達との語らい、色々とあると思いますが、

僕の場合は恋でした。

中学生活最後の年の出会い

僕がMさんと出会ったのは、中学校三年生になった
年の事です。
中学校三年間の内、一年、二年目は同性の
友人たちと遊ぶ事ばかりに一生懸命で、

女性には無頓着な学校生活を送っていました。

そんな僕の生活を一変させたのが、Mさんとの
出会いです。
初めて同じクラスになったMさんは、

最初に座った席が隣同士でした。

Mさんは決して派手なタイプの女性では
ありませんが、素朴で優しい雰囲気を持つ、

安心感を与えてくれるような女性でした。

可愛い人だなぁと思った僕は、ひとりドキドキ

していました。

初めて同じクラスになったので、お互いに緊張

しながら最初の挨拶をしたのを覚えています。

頭から離れなくなってしまう

Mさんは明るい性格で、すぐに新しいクラスにも馴染めている様子でした。

僕に対してもすぐ打ち解けて、お互いの事を
話し合ったり、僕の事をちゃん付けで呼んで
くれるようになったりと、急速に仲良くなって

いきました。

Mさんが教科書を忘れてしまった時は、
席が隣同士ということもあり、僕が教科書を
貸して、二人で使った事もありました。
Mさんはにこにこしながら僕の教科書を読んでいて、
その様子が可愛くて、僕は勉強はそっちのけで

Mさんの事ばかり見ていました。

この頃から僕は、Mさんの事が頭から離れなく

なっていました。

夢にMさんが出てきた事もあり、その日は
幸せな気持ちで、一日中うきうきしていました。
その位、いつもMさんの事を想っていた様に

記憶しています

恋の話をする仲に

毎日Mさんに会うのが楽しみで、学校生活が
楽しくて仕方なくなっていた時、ひょんな事から
仲の良いメンバーが集まってお互いの
恋の話をする事になりました。

もちろんMさんも一緒です。

僕は好きな人はいる、と、Mさんの名前は出さずに
言いました。それを聞いたMさんも他のメンバーも、

にやにやと笑っていたのを覚えています。

Mさんも、好きな人はいる、と、名前を出さずに
発言していました。
僕の事だったら嬉しいなぁと思い、その日は
ドキドキしてなかなか眠れなかった記憶が

あります。

今思うと、その時告白していればその後の

人生が変わっていたのかな、という気がします。

中学校生活と恋の終わり

中学三年生といえば高校受験が大きな
イベントです。
Mさんと同じ高校に行けたら嬉しいなと思って
いたのですが、Mさんの目指す高校は僕の
実力では難しい学校。高校生活も苦しい物に

なる事は目に見えていました。

それでもMさんの事があきらめられない僕は、
中学生のうちに告白してしまおうと
決めたのでした。そのために、
少しでもMさんと接する時間を増やす

必要がありました。

中学校生活最後の席替えで、友達に無理を言って
Mさんの隣の席にしてもらいました。
周囲に僕のMさんへの好意がばれてしまっても
かまわない、Mさんと過ごす時間の方が

大切だと思って行動しました。

周囲からの冷やかしは覚悟していましたが、
これといって冷やかしはありません。
僕は心穏やかにMさんと隣同士の席で過ごす

事ができました。

しかし、タイミングを見計らって告白するぞと心に決めて
いたにもかかわらず、受験勉強で時間が潰れていく事を

理由に告白できずにいました。

そんなある日の放課後、Mさんから携帯電話の番号を
交換しようと声をかけられました。
当時はまだ携帯電話を持っている中学生はそれほど

多くなく、Mさんは手に入れたばかり、僕は持っていませんでした。

ここでMさんの番号だけでも聞いておけばまだ良かったのですが、

携帯電話持っていないから、とだけ言って断ってしまいました。

放課後、二人きりと、告白する絶好のチャンスだったにもかかわらず、
ただ断ってしまいました。
Mさんは残念そうにしていましたが、僕も最大のチャンスを

意味もなく潰してしまい、後からなぜこんな事をと涙が出てきました。

その後、Mさんとは何となく気まずくなってしまい、会話も
減ってしまいました。

卒業まではもう時間が残っていません。

その後は告白しようにもチャンスがなく、ただMさんの
事を想いながら過ごしていました。
Mさんを想う気持ちだけは強かったですが、
肝心の勇気を出すことができず、とうとう卒業まで

何も行動できませんでした。

今、Mさんがどこでどう生活しているかはわかりません。
僕にとって、幸せで情けない恋の思い出を残してくれたMさん。

彼女の幸せを祈っています。

kiriko著
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