通学路で出会い
高校に入学し野球部に入ったユウト。甲子園に出たくて入学した高校は強豪校である。家から通うのが嫌で思いっきり野球をするために、寮がある高校を選んだ。練習もキツく先輩も怖くて大変だった寮生活だけど、楽しいこともあった。日曜日の夜は寮でご飯が出なかったため、みんなでご飯を食べに行ったり遊んだりしたからだ。3年生も引退しユウト達は高学年になった。秋の大会に負けてから、来年の夏に向け冬の練習を頑張っていたある日。彼女と出会った。寮から歩道に出るまで20メートル.そこからいつも信号を渡るところまでは30メートル.たった30メートルでの出会いだった。彼女の名前は千里1つ年下のかわいい子だった。初めて見たのはその通学路で、彼女も高校に通っていた時である。
気持ちに気づくユウト

学校に通学していると何度か見かける程度だったけど、いつのまにか目で追うように
なっていることに気づくユウト。いつも友達3人で通学している千里。たまに1人で通学
していることもある。気になり始めたユウトだったが、通学路で会えたことに喜んでい
た。会えた日はとても嬉しく今日1日が楽しくなって幸せな気分で1日を頑張れた。野球
はとてもキツく毎日疲れていたけど、好きなことだったので頑張れたし、たまに通学路
でも千里に会えたりで毎日が充実していた。
手紙を渡す

そんな日が1か月続いた。思いを伝えたい気持ちもあるけど、振られる怖さもあった
ユウト。このままでいい、ただ朝会えるだけでもいいと思うユウト。そんな気持ちに悩んでいた。でも、千里に対してどんどん気持ちは大きくなっていた。後悔したくなかったユウトは、気持ちを伝えようと考えた。でも、千里はユウトのことをしらない。どうするか悩んで手紙を書くことにした。
手紙を書くことにしたユウトはまず自己紹介など自分のことをわかってもらうこと、そして千里に気持ちがあることを手紙に綴った。手紙を書いたユウトは、いつ渡すか悩んでいた。いつも会うときは、3人で通学していたからだ。そのタイミングを見て渡すことにしたユウトだが、なかなか1人で通学をしているところやいつも会えるとは限らなかった。1か月過ぎたぐらいに突然そのタイミングがやってきた。緊張していたけど気持ちを伝えたかったユウトは、千里に声をかけた。「すみません?この手紙読んでください」と声をかけ手紙を渡したユウトは、緊張しながら走って学校に向かった。
友達のことが好きだった

それから、1週間を過ぎたころ通学路で、千里から手紙をもらった。嬉しかったけど、とても緊張しながらその手紙を読んだ。そこには、手紙をもらったことについて嬉しかったと書かれていたけど、好きな人がいることも書かれてあった。その好きな人は、寮生のなかの、ユウトと仲の良かった陸上部のアキラだった。千里も部活で陸上をしていてそれでアキラを好きになったとのことだった。ユウトは、千里のことをあきらめることにした。でも、自分の気持ちを伝えれたことに後悔はなかった。それから千里とは、通学路で会って挨拶する関係になった。
tanaka.h著









コメント
コメント一覧 (2件)
今回は、高校生の失恋物語を書いていただきました。
野球の強豪校に入学したユウトは、寮からの通学路で見かける千里に一目惚れをします。
出会える日はいつも元気をもらっていたユウトでしたが、自分の想いを伝えたいと思い、勇気を出して千里に手紙を送ります。
そして一週間後に千里から返事の手紙をもらうユウト。しかしそこには、ユウトの友人アキラが好きだと書かれていたのです。
ユウトは失恋してしまいましたが自分の気持ちを伝えられたことに後悔はなく、通学路で出会うと挨拶する仲になったのでした。
思春期の学生が恋愛を失恋を経験する甘酸っぱい恋の物語です。
自分の気持ちを伝えた彼の行動は勇気があるもので、失恋したとしても後悔を残さず前を向く主人公の姿はとても応援したくなります。
たとえ結果がどうなろうとも、自分の気持ちを相手に伝えることが重要だと学べる素晴らしい作品です。
検収者 kitsuneko22
pr