突然の裏切り⁉平凡な男子学生の波乱の初恋物語

僕の生い立ち

これは僕の初恋の話だ。僕はK。特に「イケメン」でもなく、自分で言うのは恥ずかしいが中の下くらいでこれと言って光るものは持たない普通の中学生だった。

4人兄弟の長男として生まれた僕は、ただただ平凡に生きてきた。スポーツが得意!勉強が得意!というわけでなく、今が楽しければそれでいいと思い生きてきた。

恋愛経験もほとんどなく、男女の仲が成立していたのもあり「恋愛」そのものに興味がなかった。高校生になり周りが勉強や部活、アルバイトに熱中するなか「恋愛」が忙しい奴も増えていた。

ついに僕にも春が来た!?

高校に入学し二ヶ月が過ぎた頃、僕に初めて「好き」という感情が芽生えたのだ。とは言っても、共通の女友達からの一声で僕が彼女を見る目が変わったのだ。

ここからは彼女をAとするわ。恋のキューピットの女友達をMとするね。

M「もしさ、AがKのこと好きって言ったらどうする?」

K「え、いや知らんわ笑そんなことないやろ笑」

M「じゃあ、KはAのことどんな目で見てんの?」←この頃エセ関西弁が流行ってイキって使ってた笑

と、こんな会話常人なら察するだろ。可能性は低くてもひょっとして…くらい考えるのが普通だ。でも残念なことに僕は鈍感の神様に愛されているのか、全くと言っていいほどもしかしてなんて思わなかった。

K「どんな目でって言ってもな…可愛いんじゃない?俺は普通に好きだけどね」

M「好きって?笑ふーん笑気にしないでー!」

ここまでの会話をしたら鈍感な僕でも少しは気になる。実際、Aのことは少し気になってはいた。だから単刀直入にAに聞くことにした。

K「なあ、Aってさ好きなひと誰なん?」

(僕はバカなんか!今思えば探りを入れるなり、もっと深い仲になってから聞けよ!)

A「え!?急に何よ笑いるけど教えないよ!笑」

ここでも僕のバカが発動してしまう…

K「この前、MがAがKのこと好きって言ったらどうするって聞いてきたからさ、俺のことすきなんかと思って聞きにきたんだよ」

(常人なら言わないことを平気で言ってしまう僕。)

A「あ、友達としてだよ!(照)」

K「そうなの?なーんだ」

(照れながら否定していることに気がつかない僕は鈍感すぎた)

それからAを意識する生活へと変わっていった。Aも僕のことを意識していたのだ。鈍感な僕でも薄々感じていたのだ。

急接近!?

あれから何も進展もなく、Aを意識する生活が三ヶ月続いた。Aと急接近できるチャンスが何度か訪れることになるのだ。

体育祭」だ。とは言ってもYoutubeやTikTokに出ているような借り物競争などではなかったが、応援や体育祭後の打ち上げで一気に…なんてうまくはいかなかった。だがしかし!普段は制服姿にナチュラルメイクのAしか見たことがなかったが、私服にしっかりメイク僕の心は撃ち抜かれた。この日は何事もなくご飯をたべ、みんなでゲーセンで遊び普通に終わってしまったのだ。

でも僕の戦いはこの日を境に始まった。

それからとんで半年後、学校での宿泊行事の「林間学校」!

ここで急接近!そうフォークダンスだ。まだ付き合っていないのにも関わらず、ダンスを良いことに手を繋いだのだ。心臓が口から飛び出るかと思うくらいに緊張したよ。ここで僕はやらかしたのだ。

やらかし!

何を思ったか僕は、ここでサラッと告白をしてしまったのだ。

K(俺、Aが好きなんだ)

A(え!?)

K(ごめん、こんな時に言うのはって思っていたんだけど)

そう、ここで一気に気まずくなってしまったのだ。もちろんMにもしっかり怒られた。

告白

林間学校が終わり何事もなくただ淡々と経っていったある日。僕はあの日のことを謝ろうと放課後に呼び出した。

K(林間学校の時いきなりあんな事言ってごめん。)

A(いいよ。こっちこそごめん。)

なんと何も悪くないAが謝ってきたのだ。僕はさらになんて情けない男なんだと落胆した。でも、悪いのは僕だ。ここでしっかり思いを伝えなければ、、、

K(改めまして、僕はあなたのことが好きです。あの日からちょっかいかけたりしてAの本当の気持ちを探ったりしてた。こんな僕でよければ付き合ってほしい。)

A(ありがとう。元々は私から仕掛けた事だった。私は入学してすぐKに一目惚れをしたの。だからMにたんので協力してもらったの。私でよければよろしくおねがいします。)

僕は晴れてゴールインを決めたのであった。

事件。

交際半年後、なんと急に振られたのだ。

そう。恋愛ゲームのターゲットにされていたのだ。これをきっかけに僕は重度の人間不信になった。

それからしばらくし学年が上がり、クラスも離れ、忘れっきていた頃。Aから連絡が来た。

A(久しぶり、あの時はごめん。ゲームだったにしろ、酷いことをした。実はMとは縁を切ったんだ。このゲームもMから始まったんだ。偽りの恋が私の中で本気になっていた。こっそりでいいからもう一度チャンスがほしい。)

何を今更と言う思いと、Aを信じていいのかという複雑な思いで壊れそうになった。だって裏切られてるんだ。それもとっておきの裏切り爆弾をおとされたから。

その後

結局Aを盛大にふり、ってい言いたいとこだが、音信不通になりその後お互いパートナーができ、Aは男をコロコロ変え、周りからの評判はガタ落ち。人間不信だった僕は信じれる仲間とパートナーに出会え、幸せな日々を送っている。

t568著

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今回は、ある男子学生の初恋の物語を書いていただきました。

    学生時代、平凡な毎日を送っていたKは、高校に入学して初恋を経験します。
    友人MにAへの気持ちについて聞かれたのをきっかけに、それまで興味がなかったKは次第にAを意識し始めます。
    Aとの仲を深めるチャンスはあったにもかかわらず、Kは自分の気持ちを素直に表現できずに月日だけが経っていきます。
    林間学校でフォークダンスで手を繋いだことを機に、Aにさらっと告白したK。後日二人は付き合うことになります。
    しかし半年後、Aから急に振られてしまったK。実は恋愛ゲームのターゲットにされていただけだったのです。
    重度の人間不信に陥ってしまったKは、Aからの謝罪と復縁の連絡が来ても、複雑な気持ちだけが募ってしまいました。

    初恋をきっかけに、友情と裏切りを経験して成長していく男子学生の物語が上手く表現されています。
    相手への好意を上手く表現できない場面や、裏切りに遭い人間不信に陥ってしまう場面など、感情の表現がとてもリアルで物語に惹き込まれます。
    また、物語を印象付けるようなタイトルを付けていただくと、より一層作品の魅力が増し、多くの読者の目を引くことができると思います。
    全体としてはとても読みやすい文章構成で、感情移入しやすい素晴らしい作品に仕上がっています。

    検収者 kitsuneko22

    ⑨kitsuneko22-10

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