坊主だった同級生がまさかのイケメンに!偶然の再会が恋の始まりに!

偶然の再会

高校を卒業して、興味のあったお洋服屋さんに就職した。

社会人1年生の私は社会の厳しさを実感し、毎日ヘトヘト。

でも先輩方はおしゃれで仕事をサクサクこなし、

いつしか私もあんな仕事ができる人になりたいと思っていた。

頑張るぞ!って気持ちと、思い通りにいかない歯がゆさはあったが、

やりがいのある仕事なので必死に働いていた。

休みの日、同級生の女友達と買い物をし、夕食を食べ最寄りの駅に帰ってきた。

駅で少し話していると、一人の男性に声をかけられた。

「久しぶり!おまえたち何してるの?」

一瞬誰だかわからなかったが、思い出した。

高校時代に野球部だった同じクラスの同級生。

高校時代は坊主頭だったから私の頭の中ではそのままのイメージが強かった。

彼はパーマをかけ、さわやかなイケメンに変わっていたのだ。

 

 

坊主だった同級生なのに

声をかけてきたのが、まさか高校時代坊主頭で真っ黒に日焼けしていた同級生だったとは。

彼とは高2、高3と同じクラスで、野球バカってくらい部活を頑張っていた記憶があった。

性格はひょうきんで、いつもクラスメイト達とふざけてみんなを笑わせていた。

いたずら好きで、クラスの女子達によく怒られていたかな(笑)

私と一緒にいた友達は彼に強制的にじゃんけんをさせられ、

負けるといきなりデコピンされ、おでこを真っ赤にしていた思い出がある。

 

そんな彼とひょんなことから3人でお茶をすることになった。

 

イケメンになって!どうした?

近くのレストランに入り、明るい店内で彼の顔を改めて見直した。

高校時代からは想像できない変身っぷり!元々背が高かったが、今の身長を聞くと183㎝。

髪は少し茶色でゆるいパーマがかかっていて、洋服もめちゃくちゃお洒落!

性格は変わっていなかったかな。

同級生が3人揃えば高校時代の思い出話に!

あの時は・・・などいろいろ話せて懐かしかった。

そんな話から彼は

「野球部だったから、おしゃれしたくても出来なくて、その反動で今はこんなんなんだよ」

だって。

思いで話は盛り上がり、連絡先を交換してまた会う約束をした。

偶然の再会が恋の始まりに

彼と再会して思い出話で盛り上がり、それから3人で会うことが多くなっていく。

食事に行ったり、ボウリング、映画、お互いの家とかで毎回楽しく笑わせてくれていた。

ときには買い物の荷物持ちに同行させたこともあるかな。

そんな日々が続くうちに私は彼を好きになった。

彼に会う時は髪型や洋服を気にするようになり、

肌のお手入れ、お化粧なんかも勉強し直した。

彼の家に行った時は会える機会を作るために、CDを借りてみたりした。

借りたCDを返しに行くと言って、二人きりで会うチャンスを作ったりもしちゃった。

2人で食事をしたかったはずなのに、

いざ2人で行くと緊張して食欲が・・・ってこともあった。

 

 

彼が引っ越すことに

2人でいれる時間がもっとあればな・・・

彼のこともっとたくさん知りたいな・・・

会えば会うほど好きになっていく。

自分から好きだなんて言えないでいると、彼の様子に違和感を感じたのだ。

何がというわけではなくなんとなく。自分でもわからないが今までと違う!

そんな中、彼は仕事の都合で他県に引っ越すことになった。

私は寂しかったが彼を応援し、引っ越しの準備を手伝うことにした。友達も一緒に。

荷造りをしていると、3人で撮った写真が出てきた、

写真の時と今の私の気持ちは変わったなぁ、

なんて感じながらその写真やアルバムを段ボールにいれた。

荷造りが終わり、彼がお礼にご飯をご馳走してくれるというので3人でイタリアンのお店へ行った。

永遠の別れってわけでもないから、いつものように笑って食事を楽しんで帰った。

 

嫌な予感ではなかった・・・

彼の引っ越しの日は私は仕事があったから見送りにはいけなかった。

会いたくなったら、会いにけばいい!なんて軽い気持ちでいたのだが、

以前から気になっていた違和感と彼の引っ越し前に行った食事の時の出来事が繋がり、

違和感が判明したのだ。

あの食事が終わり帰り道、彼が友達に

「お前1人で大丈夫か?」

って、言ってたのが気になっていたのだ。

なんと友達も彼が好きで、彼に告白していたのだ!

彼は引っ越しがあったり、

仕事もバタついてるから落ち着いたら返事する。ってことになってたらしい。

引っ越し後、彼からの電話でそのことを聞かされた。

彼も友達が好きだったみたい。

私も彼が好きだったけど、なぜかカッコつけて

「応援するよ!」

と、言ってしまった。

私はそれから彼に連絡することをやめた・・・

なにも始まっていないのに失恋とは・・・

 

i82著

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