ただのクラスメイトだった女の子のC。
テスト勉強を通じて仲が深まっていき迎えた学期末テスト。
Cに対して想いが募る僕。
想いが届くのは突然だった。
これは高校2年生のとき。元カノとの話です。
簡単にCとの関係をおさらいしましょう。
Cとは高校2年生のクラスメイトでした。
地味で目立たない僕、明るいクラスの中心的存在のCという関係。
当然交わることはなく、僕もあまり良い印象はありませんでした。
そんなとき訪れた1学期中間テスト。
放課後教室で勉強する僕に声をかけてきたC。
そこからなぜか一緒に勉強することになりました。
そこから一気に仲良くなり、他のクラスメイトとも勉強するように。
そんな日々を過ごす中で、Cに対し淡い期待を抱き始めました。
そして学期末テストがやってきました。

淡い期待は簡単に裏切られました。
学期末テストが迫る中、衝撃の事実を知ります。
なんと、Cには彼氏がいました…
3学期が始まり、勉強仲間の数人と共にご飯を食べに行くことに。
いつものようにたわいもない話をしならがらすぎる楽しい時間。
そうするとある一人の友達が
「そういえば彼氏とはどうなの?」
…!!
彼氏いたの!?!?
衝撃でした。
今までそういったそぶりがなかったから余計にびっくり。
すでに気持ちはCに向いていた僕は激しいショックで動揺。
しかし、それを悟られまいと平然を装った。
その夜すぐには寝つけなかった。
これで僕の思いは叶うことはないだろう。
そう思うと悲しくて、ただただ天井を見つめていた。
そこからというもの、Cとは距離を置くようになった。
Cは他人のもの。僕が手を出してはいけない。
必死に言い聞かせた。
その気持ちとは裏腹に、
Cは勉強仲間のひとりである男友達と仲良くする姿を見かけるようになった。
2人は席が近かったこともあってか、
楽しそうな声がいつも聞こえてきた。
何とも言えない複雑な気持ちになった。
Cと男友達に対してへの不信感。
Cに話しかけることのできない自分への劣等感。
ただひとつ言えることは、
僕にはなにも出来なかった。自分にとにかくがっかりした。
絶望感を抱き2年生最後のテストへ向かっていった。

Cとは全く口を利かなくなった訳ではなかった。
その会話の中で、勉強をしようというCを適当にあしらっていた。
もう一緒に勉強することはないだろうと思っていた。
そして、テスト期間を迎えた。
いつも通りみんなと一緒に勉強していると、
ひょんなことから僕の家で勉強しようという話になった。
話が出た日は僕に用事があったため後日という話になった。
どうせ冗談だろう。その場のノリで言っただけだろう
そう思っていた次の日。
本当に来ました。我が家に。
帰る方向が同じだった男友達とCが来ることに。
普段から友達を部屋にいれることのない僕。
非常に緊張した。ましてや女を家に上げたことなど1度もない。
そんな思いを知らず、ずけずけと上がってくる2人。
勉強もそこそこに携帯をいじりだす3人。笑
勉強などするはずがなかった。
すると、僕が普段えっちな動画を見る携帯が発見されてしまう。
これはまずいと慌てて奪い取ろうとするが時すでに遅し。
Cにも見られてしまい、人生で1番恥ずかしい瞬間だった。
ここでの一幕が今後を左右することに。
その後も僕の部屋を物色し、2人は帰っていった。

基本的に僕は月曜日には習い事もないなにもない日だ。
2人は月曜日に遊びに来てくれた。
テストは遊びに来てくれた週から週末をはさみ行われた。
遊びに来てくれた次の週の月曜がやってきた。
その日は午前中でテストが終わった。
Cとは午後に勉強をする約束をしていた。
テストが終わり、クラスを見渡すとCはいなかった。
やる気ないんだろうし、眠かったから僕は家に帰った。
するとCから電話。どこにいるのかと。
家に帰ったと伝えると、
「んじゃ家行くよ」
Cは言った。
お得意の冗談だと思っていた。
しばらく経ってまたCから電話が来た。
「そろそろ着くから途中まで迎え来てー」
!?!?
冗談だと思って行くとCがいた。
僕はその時点でパニックだった。
家族以外の女性と家で2人きりになるのかと思うと、
鼓動が止まらなかった。
必死に冷静を装い彼女を部屋に案内した。

30分ほど勉強したが、そこまで続かず。
僕はベットで横になっていた。
すると、なぜか隣にはCがいた。
あまりに自然に隣にいた。
僕は最高潮にパニックになった。
こんなこと今まで経験したことがなかった。
なにが正解か必死で考えた。
「なにしてんの?」僕が聞いた。
するとCが言った。
「正直、今日狙ってた。」
今日しかチャンスがないと高をくくった。
「もしいまキスしても怒らない?」
「うん」
初めてのキスだった。
そのままCに抱き着いた。
17年生きてきた中で1番幸せな瞬間だった。
想いを遂げるときはふとした瞬間でした。
これからCと共に幸せな日々を過ごせるのか…
mpskpo著









コメント
コメント一覧 (2件)
pr
misa17akiさん
2記事目の投稿して頂きまして有難う御座います。
それでは検収をさせて頂きます。
今回の作品は、高校生の男女が勉強仲間となり彼女の思わぬ行動が2人の関係を更に近いものにしていく作品です。
青春のヒトコマであり、若い男女の瑞々しいやり取りが明るい雰囲気を醸し出しています。
高校1年の放課後彼は中間テストの為に集中するためクラスに残り1人勉強に励んでいました。
そんな彼の所にいつの間にかクラスの人気者である彼女が一緒に勉強をする事になります。
その内に何人か一緒に勉強する仲間が増える中で、彼女は彼の静かで優しい人柄に惹かれて行きます。
彼女に彼氏が居ることをしり、何時しか彼は距離を置くようになります。
しかし彼女は、そんな彼の気持ちを知ってか口実を見つけて彼の家で初めての口づけをしてしまいます。
彼の喜びと動揺は彼女も分かっていたのでしょう。
彼等の恋はこの先どうなるのでしょうか?
読者には自身の思い出のワンシート被りたまらなく切ないシーンです。
ありがとう御座いました。
今回も読み応えのある作品になりました。
それでは今回の検収はこれにて完了と致します。
次回の投稿記事も楽しみにお待ち致します。
井上保夫