淡い恋!後から知った、まさかの衝撃の事実とは!?

高校生になった!

4月、晴れて目標の高校に合格し、高校生となりました!

通学には電車と、それから徒歩30分ほど。

同じ高校を受けた中学の友達と一緒に通います。

彼女とはまさかの同じクラス!

憧れていた彼氏はまだ出来てなかったけれど、新しい友達は出来たし、楽しい高校生活が始まりました!

そして高校生活に慣れてきたころ、部活動が始まりました!

私は中学では吹奏楽部でクラリネットをしており、もちろん吹奏楽部の見学に向かいました!

ところが、吹奏楽部の楽器の数は限られているし、人気楽器に人が集まるため、簡単には好きな楽器を選ばしてくれません。

全ての楽器のテストを受け、第5希望まで希望を書きました。

もちろん、第一希望は中学でもずっと続けていたクラリネット!

そして第二、三、四とその他の憧れの楽器を書き、そして最後の第五希望に「パーカッション」と書きました。

「パーカッション」は打楽器全般のことで、華やかな管楽器と違って目立ちにくく、存在もあまり知られていません。

それなのになぜ選んだのかと言うと、すべての楽器をテストで回った際に、パーカッションパートの人たちがとても仲が良さそうに見えたからです。

それに、まさか第五希望になるとは夢にも思っていなかったため、なんとなく適当に選んでしまったのでした。

そして、1年生の楽器が会議で決まり、発表されます!

私は経験者だし、もちろんクラリネットと思っていたのですが!

発表されたのは、まさかの第五希望の「パーカッション」!でした。

私は本当にビックリ!

未知のパーカッションをすることになってしまったのです!

後から知ったのですが、パーカッションを第五希望までに書く人はめったにおらず、書いた時点で、即パーカッションに決まってしまうとのことでした!

 

パーカッションパート

パーカッションパートは、3年生が6人、2年生が2人、そしてそこに、1年生が2人入りました!

まず自己紹介が始まります。

思った通り仲が良く和気あいあいとした雰囲気で、笑顔が絶えません!

特に3年生が爆笑しており、2年生は少し静かめな印象でした。

吹奏楽部は基本的に女子が多いですが、パーカッションパートには男子が2人いました。

2人とも3年生です。

1人(A先輩)は白くて細身で身長が高く、ひょろっとしています。

顔立ちは端正で整っており、イケメンの部類に入るタイプです。

もう一人(B先輩)は黒くてしっかりとした体格で、この人も身長は高いです。

丸顔で、笑うと細い目がさらに細くなり、見るからに優しそうな顔をしています。

私たち1年生は、そんな先輩方に優しく教えて頂きながら、毎日楽しく部活に通っていました!

 

友達の告白

ある日、同じパーカッションパート1年生のC子と練習をしていると、C子がポツリと

「あんな、私A先輩が好きやねん」

と言いました!

私はビックリして、練習の手は止めないようにしながら急いでC子を見ました。

C子は続けました。

「〇〇(私)は、A先輩とB先輩やったらどっちが好き?」

私は少し迷いました。

C子がA先輩が好きと先に言ったこともありますが、正直、どちらの先輩もいいなと思っていたからです。

私は正直に、

「どちらの先輩もいいなと思う」

と答えました。

するとC子は、「また分かったら教えて欲しい」と言い、

私は数日考えることになりました。

そして出した答えは、B先輩でした!

B先輩の、目がとても細くなる優しい笑顔を見ているとほっとするし、B先輩が笑っていると、なんだか自分も嬉しく感じることに気付いたからです!

そのことをC子に伝え、それからはC子はA先輩が好き、私はB先輩が好き、ということで2人でよく恋バナをするようになりました!

 

3年生の引退

私は、B先輩のことが好きと気づいてから、さらにどんどんと好きになっていきました!

部活以外でも廊下で会えればとっても嬉しいし、近づくようなシチュエーションがあれば顔が真っ赤になってしまいました。

そのため吹奏楽部のみんなが、私がB先輩を好きなことを知っていて、応援してくれていました!

しかし、3年生は夏で引退してしまいます。

その日が刻一刻と近づいてきていて、私とC子は、最終日に告白をすることを決意しました!

そして最終日、私とC子はそれぞれ違う場所に先輩を呼び出しました。

私は、人目に付かない階段の側にしました。

先輩は少し困ったような笑顔を浮かべながら、私が中々言い出せない言葉を待ってくれました。

「好きです。。。!」

呼び出して、かなり時間が経ってから、やっと絞り出した一言でした。

先輩は、

「ごめんな。」

といいました。

「他に好きな人がいるんですか?」

と聞くと、

「いないよ。でも後輩をそういう風に見れへんから。」

と言われました。

私は「分かりました。」と答え、笑顔でその場を去りました。

でも待ってくれていたC子の姿が見えた途端、泣き出してしまいました。

そしてC子も一緒に泣きました。

 

衝撃の事実!

私は先輩に振られましたが、その後もずっと片思いをしていました!

しかし、少し気になることがありました。

吹奏楽部の子達は私を応援してくれていましたが、何か違和感を感じるのです。

何かを隠されているような、よそよそしいような。。。

そしてついに、問いただしてみると。。。!

なんと!かなり前から、吹奏楽部の友達の1人が、B先輩と付き合っていたのです!

B先輩から、その子に告白したとのことでした。

教えてくれた子は、

「隠しててごめんな。でもあんまり〇〇(私)が嬉しそうに先輩のこと話すから中々言えなくて。。。」

と話してくれました。

私はとても悔しかったです。

応援してくれていると思っていたあの子が、まさかの先輩と付き合っているなんて!

しかも、先輩に言われた「好きな人はいない。後輩をそんな風に見れない。」という嘘を信じてしまった私自身も悔しかった。。。!

そして悔しい気持ちのまま高校1年生は終わり、先輩は卒業して、私の恋は終わりとなりました。

 

最後に

B先輩とその子は、結婚したそうです!

 

kawai著

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