①出会い

Yさんと出会ったのは地元の中学校でだった。
その学校は地元ではまぁまぁ有名な進学校でそこでYさんとは出会った
Yさんはとても気さくでノリもよく、そんなYさんに好意を抱いていた
告白とかは考えていなくて、仲のいい女友達みたいな感じで
ずっとこんな関係が続けばいいなと思っていた
中学2年に上るころにYさんに彼氏ができた。
バスケ部の先輩らしく、学年が上って別々なクラスになっていた私は
そのことを人伝に聞いた。正直いえばちょっとショックだった。
こんな気持ちになるならいっそのこと思い切って告白してみればよかったと少し後悔した
廊下ですれ違ったりする時に挨拶したり、立ち話する位で全く関係が無くなったりはしなかったが。その後は部活や進路の事でお互い忙しくなり、関わることもなくなり。
お互いに違う高校に進学していった。後から考えればこれが人生初めての失恋だと気づいた。
②再会からの交際

Yさんと再会したのは大学のサークルでの合コンでだった、
最初は会っても誰か分からず。名前と中学を聞いて初めて気づいたほど、彼女は奇麗になっていた。
「ひさしぶり、元気してた?」
「元気、元気中学以来じゃない?」
「まさかこんなところで会うなんてね」とお互い再会に驚き喜びあった
「中学の時はこんな事があったよね」
「そうそう、あったあった、そういえば高校の時は何してたの?」と高校時代の話や昔話の事で話に花を咲かせた。
話を聞いてみると中学時代に付き合っていた先輩との交際は高校進学とともに自然消滅したらしい。
合コンの帰りに連絡先を交換し合ってその場は解散した。
それから彼女とはちょくちょく連絡のやり取りをしたり同じ講義を一緒に受けたりした。
私は告白する決意をした、中学時代に味わった後悔は二度としたくない
もし中学時代に告白をしていたら、今とは違った未来になっていたんじゃないかと
思う様になった。
ある日、二人きりになった時に。
(あのさ俺たち付き合わない?)と切り出してみた。
(全然良いよ)と速攻OKを貰えた
告白は拍子抜けするほどに上手くいった。
それから正式に私たちは交際することになった
休みの日にデートしたり友人グループとキャンプに参加したり
お互いの一人暮らししている家デートみたいなこともした。
③浮気の発覚

そんな日々を過ごしていたら、Yさんの高校時代の話を本人以外から聞いた
Yと同じ高校出身の人でUさんといって講義が終わった後に話しかけられたのだ
「HくんはYさんと付き合ってるって聞いたけど、本当?」
「付き合ってるけど・・・それがどうしたの?」
「あぁ、やっぱりそうなんだ大変だね」と気の毒そうな顔で言われた。
「大変だね」その言葉に私は疑問を覚えたが大して気にもせずにそこで話は終わった。
ある時からYとの連絡がつかなくなることが多くなった、私は寂しく思いながらも
「まぁ、忙しい時もあるか」と大して気にもしないでいた。
「最近、連絡つかないけど、バイトでも始めた?」と連絡が取れない理由をさりげなく聞いてみると
「バイトはしてるよ、シフト多めに入れちゃった」と最近バイト先の居酒屋の店長から多めにシフトを入れられてしまったのだという。しばらくして
私は彼女のバイト先の人から、彼女と連絡取れない時間にシフトは入っていないことを知った、何故嘘をつくのだろうと私は不審に思い。
私はつい出来心で彼女のスマホを見てしまった。そこには知らない男性との明らかに浮気をしているだろう親し気なやり取りがあった。やり取りを見ていくと
相手はバイト先の店長らしく、
私は一瞬で自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。あまりにも衝撃的過ぎてすぐには聞くことができず。2日後位にYに問い詰めた。最初はしらばっくれていたYも
スマホでのやり取りを指摘すると「はぁ、なんで勝手に人のスマホ見てるの!」とYは
今まで私が見た事もないほど激しく怒りだした。結局Yとは話し合いにならず
そのまま喧嘩別れみたいな形になり、あまりにあっけなく
関係は自然消滅した。その後Uさんとまた会うことがあり、その時に話を聞いてみると、
どうやらYは高校時代にも付き合っていた人とは別に浮気相手を作っていたらしい。高校の女子グループの中では評判は悪かったそうだ。
④その後

その後は大学を卒業した後
就活をし今は会社員として働いている、大学時代の事を思い出すとYと一緒に居た時間が
長く、苦い思い出になってしまっていた。私は失恋した。もっと気づける場面はあったはずだったが、Yが初恋の相手だということで自分に都合のいい様にしか相手を見てなかったと
思う。今ならそう思える自分は冷静でなかった。今は前向きな気持ちでいられる。
この経験がこれから生きていく上で役立つことを願っている。
タ576著









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pr
今回の作品は、中学時代に好きになった彼女との出会いと別れの物語です。
2人の出会いは中学時代。気さくな彼女Yに主人公Hは好意を抱いていましたが、告白はせず仲のいい友人関係のまま交流を続けていました。
2年生になる頃Yに彼氏ができ、告白しなかったことを後悔するHでしたが、お互いに部活や進路のことで忙しくなっていき、高校進学と同時に関係は終わってしまいます。
2人の再会は大学のサークル。また後悔したくないと思ったHは、Yに告白し付き合うことになります。
しかしある時、Yの浮気が発覚し、2人は喧嘩別れをすることになります。
苦い経験をしたHは、この経験を生かそうと前向きに受け入れました。
初めての失恋と浮気といった苦い経験を通して、学び成長していく主人公の前向きな姿勢が描かれています。
恋愛で見えていなかった相手の部分があったことに気付き、今後に生かそうとする主人公の姿は、失敗も無駄ではないという勇気を読者に与えてくれます。
成長の過程がリアルで、多くの読者が共感できる内容に仕上がっています。
検収者 kitsuneko22
㊱kitsuneko22-10