私の青春は儚く散った……。長く思い続けた恋の物語

彼に出会ったのは中学に入学した日。私は彼に一目惚れした。私はM。今年22歳になる。

 

出会い

彼と出会ったのは、中学一年の春。彼は同じクラスのH。私の通っていた中学は複数の小学校が一つに集まり中学生になる。Hとは別の小学校だった。Hはスポーツ万能で顔はイナズマイレブンの豪炎寺くんみたいな感じ。とにかくイケメンで、学年の女子はみんなHに好かれようと試行錯誤してた。Hはサッカー部に所属してて、さらに地元のサッカークラブにも所属してた。そんな私は小学生の頃からミニバスをやっていたのでバスケ部に所属した。私はHに一目惚れしたってだけでそこまではぐいぐいいかないようにしてた。あんましつこいと逆に嫌われちゃうし。

一目惚れはしたけど告白なんてできるわけがなかった。告白をして振られると振られた女ってレッテルがはられるからね。だから私は告白はしなかった。

部活

私はバスケ部でHはサッカー部。私の中学は県内でもトップに入るくらのモンスター校で体育館はバスケ、バレーコートが二面あり、バレー部とバスケ部は体育館を使える日が決まっていて地区の社会体育館を借り部活動をしてた。私たちバスケ部が社会体育館日、私は日直でやることがあった為部活には遅れていくことになった。その日はサッカー部が休みで、Hが教室にいた。

 

私(私今日社会体育館だからもういかないとだから、教室の電気消して帰ってね)

H(お、それは悪い。俺ももう帰るよ。俺社会体育館の近くに住んでるから、一緒に行く?)

!?!?

私(いいよ!いこ!)

こんなチャンスが巡ってきて私は死ぬのか!?って思うくらい嬉しかった。

Hとはそこまで深く関わったことがなかったから少し緊張はしたけど、純粋に嬉しかった。学校生活の話をしたり、普段休みの日に何しているのかとか…いろんな話をしながら社会体育館に向かった。この時間がずっと続けばいいのにって。

でもこんな時間は長くは続かなかった。

 

別々の道

あれからHとはクラスも替わり、お互い部活や進路について忙しくなり関わることも無くなった。でもたまに廊下ですれ違うと、会釈をしたり少し話たりと関わりが全く無くなったわけではなかった。

結局お互い進路が決まりHはスポーツ推薦で、私は普通高校に進学が決まった。卒業式の日に告白でもされないかななんてことを思いながらも、何もされず頑張れよの一言で終わりを迎えた。

 

結局この恋は叶わなかった。

再会

お互い別々の高校に進学し私は恋をしないまま部活に熱中した高校生活を送りそのまま大学に入学した。Hは毎日楽しそうな日常をSNSに投稿してて、彼女までできていた。でもすぐ終わってた笑Hも私と同様に大学生になっていた。

再会したのは成人式だった。

全く変わらない友人や、高校が同じだった友人に中学生ぶりの友人。私は久しぶりの再会に心から楽しんでいた。

Hに話しかけられたのは成人式後の同窓会だった。最初はみんなでワイワイ楽しく飲んでいたが、Hに呼び出されて連絡先がほしいって言われた。別に断る理由はないので快く交換した。

成人式も終わり、冬休みも終わった。私はすっかりHのことも忘れかけていた頃、Hから連絡が来た。

H(明日の夜、ご飯でもどう?)

これも別に断る理由はないしOKと返事した。

そして何も起きることなくご飯を食べ、解散の雰囲気が出始めたときだった

突然の告白

 

H(実は中学の頃からMのことが好きだった。急だけど俺と付き合って欲しい)

私(想定もしていなかったが…)私も中学の時から好きだった。よろしくお願いします。

なんと5年ぶりにこの恋は叶ったのだ。まさかとは思ったけどびっくり。

この時は語彙力もなくなるくらいびっくりした。

幸せな時間は長くは続かなかった

半月で私は彼の素顔を知ることになった。

彼は女愚がいかんせん悪く、交際半月で私は嫌気がさしていた。まさかこんな“クズ男”だったなんて。でも彼のことをなかなか嫌いにはなれなっかた。だって美味しい料理は作るし、家事は私よりできるし、むかつくくらい完璧だったのよ。別れたいと別れたくないが半々。どうしよう…

彼に私だけを見てとまでは言わないけど、彼女がいるんだから他の女と二人きりで会わないでと何度も言った。その度に喧嘩になるし、綺麗な逆切れに謎の持論をかましてくる。今思えば別れるチャンスはいっぱいあったはずなのに。

別れ

交際2ヶ月。私は我慢の限界がきた。なんとか別れを切り出せた。

我ながらよく2ヶ月も我慢したよ。褒めて欲しいくらい。周りの友人に言ったら依存してただけだ。とか色々言われたが…

私の初恋はあっけなく、そしてバカみたな終わりかたをした。

その後彼はコロコロと女をかえ、遊んでいるらしい。

私の青春はいったいどこへ。

t574著

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今回の作品は、中学時代に出会った男女の出会いと別れの物語です。

    中学一年生の春、Mは別の小学校だったHと同じクラスになります。
    彼はイケメンで他の女子からの人気も高く、振られた女というレッテルを張られたくなかったMは彼に告白せずにいました。
    ある日部活をきっかけにHと二人で話すチャンスが訪れますが、それ以上の進展はなく、その後クラスも別になり高校も別々になってしまいます。
    Hと再会したのは成人式。成人式後の同窓会でHに食事に誘われ、そこでHから突然告白されたのです。
    両思いだった二人はすぐに付き合うことになりましたが、MはHの女癖の悪さを知ることになります。
    二人はそのことでよく言い争いになり、交際二か月で別れることになってしまいました。
    青春に感じていた彼への思いは何だったのかと思うMでした。

    この物語は、青春の初恋における感情や、実際に付き合い変化していく相手への感情が表現されています。
    憧れの存在だった彼に思いを伝えられなかった苦い青春時代、再会を果たし両思いだったことに気付き付き合う嬉しさ、付き合って分かった彼の本性に幻滅する姿といった彼女の感情が、とてもリアルで手に取るように伝わってきます。
    多くの読者に共感と教訓を与える作品になっています。

    見出しは記事の大切な要素です。どの様な場合でも作者の付けて頂くタイトルには叶いません。
    見出し画像と共に作者が感じるタイトルを作成して頂きたいと思います。

    検収者 kitsuneko22

    ㉘kitsuneko22-10

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