隠された彼の真実と私の純粋な思い…。交わるはずのなかった恋の物語

私はK。現在22歳で大学生。これは私が高校生の時に出会った最低男の話。

 

出会い

高校二年、出会いはインスタだった。同じ高校のS。元々Sとは全く関わりはなく、偶然フォローされ知り合った。Sは頭がよくスポーツもでき、クラスのムードメーカ的存在。Sは周りからの評判もよく先生たちにも慕われ、友達も男女関係なくたくさんいた。Sの存在自体は認知はしていたけど、関わりがなく正直どんな人かは全く知らなかった。共通の友人はいたわけでもないし、最初はインスタで繋がった同じ学校の子としか思ってなかった。

思わぬ偶然と関わり

私は進学を考えていたが、お小遣い欲しさでバイトを始めた。初めてのバイトで緊張はしていたが、そこにはSの姿があった。そう。まさかとは思ったけど、Sも同じ店でアルバイトをしていた。これをきっかけに私とSは仲良くなった。

 

もちろん、Sの連絡先は知らなかったためとりあえずLINE交換をした。Sは勉強も運動も交友関係もよく悪く言えば、「軽い人」みたいなイメージだったけど割と人の事をよく考えて中身がしっかりした人だった。第一印象はめっちゃいい!って感じ。LINE交換をして今までが嘘のように関わる機会が増えた。学校でも話すようになったり、苦手な教科も教えてくれたり。テスト前も自分のことは後回しにして、私のテスト勉強に付き合ってくれたりもした。次第に私はSのことが気になるはじめて恋愛話もするようになった。

告白

そしてその時は突然来た。

S(Kは今彼氏とかいないの?)

Sとはこんな話は今までしたことがなく、自分たちの話ではなく他人の恋愛話しかしたことがなく、突然の事で戸惑ったけど少しだけ察した。いや、期待した自分がいた。

私(いないよ、でも好きな人ならいるよ)

S(好きなひといるんだ。)

S(俺も好きな人がいる。)

私は少し泳がすことにした。

私(へぇ〜、どんな子?)

S(ん〜、今隣にいる人)

私(!?)突然過ぎて、言葉が出ないってこのことだなってレベルでびっくりしたけど、今じゃないでしょ。と少しがっかりした。でも、好きだったし二つ返事でOKしてしまった。

交際

びっくりはしたけど無事に交際することができた。まあ、結果オーライ!って思った。実はSが両親が経営者でめちゃくちゃお金持ちだった。デートはもちろん、大概Sがお金を出してくれた。もちろんラッキーだなんて思うこともなく、申し訳ないが大きくて。だから、今回は私がお金出すよって言っても「男が出すのが当たり前」と断られてしまう始末。そして極めつきは記念日のプレゼント。これが毎回とんでも無いものをプレゼントしてくるの。最初は小さいものだったけど、だんだん高いものになっていってブランド品になって逆に疑いが生まれてきた。これだけ尽くしたんだから別れるなって言われてみたいで怖くなる時もあった。

そうこれが地獄、後悔の入り口だったのかもしれない。

別れと後悔

怖くなった私は別れを告げることにした。内容を話すとめちゃくちゃ長くてドロドロだから端折るけど、とにかく友達としてなら最高だけど彼氏にしたら最悪な人だった。

ごめん、めちゃくちゃ端折っちゃったけど、簡潔に言えばお金持ちということ全面に出して金持ちアピールがすごかった。金持ちと付き合えて最高じゃんって思うでしょ?全然そんなんことなかった。横柄な態度に毎回数十万入っている財布を見せてくる。天狗になってたよ。

脱線したけど、なんとか別れることに成功した私。

でも今思えば別れなきゃよかった。お金持ちを捨てたことに後悔してるとかじゃない。あんな目に遭うくらいなら別れなきゃよかった。

地獄の始まり

なんで人って別れた元恋人の悪口を言うんだろ、

別れた途端、私のありもしないことをあたかも自分が被害者のように周りに言いふらしていった。

Kは誰にでも股を開く尻軽女だ。Kはデートの時は一回も金払わない乞食だ。Kは俺の愛を最も簡単に裏切った。って。出せばキリがないほどのことを周りに言いふらした。挙げ句の果てには今まで出してきたデート代、プレゼント代を全て返せと言ってきた。返せないなら訴える。弁護士呼ぶ。こっちは全部領収書ある。こいつはいったい何を言ってんだ。って怒りを通り越して笑えるし、呆れた。デート代は私も出そうとして断って、私があげたプレゼントなんて一回も使ってくれなかったし、むしろ安物でがっかりされた。

そうだよ。俺があげたものに対してのお礼とかプレゼントとか全部安物だとか言ってた。

結局、私の持っていたLINEの会話履歴が証拠になりKが言っていたこと全てが嘘だったことが周りにバレ、Sの周りからは誰もいなくなり一人ぼっちになった。別にSを追い込むつもりはなかったし、Sが売ってきた喧嘩買っただけで簡単に言えば自爆しただけだった。

私とSのその後

私はそれから相手のことをちゃんと知ってから交際するようにした。Sの件もあり学んだ私は、上っ面だけで相手を判断しないで内面・人柄を見極めて交際すことにした。Sも悪いけど私にも非があったと思っている。Sだけが悪者になっているけど多分私も悪かった。

その後私はバイトもやめ、勉強に専念し無事に第一希望の学校に合格。そこで出会ったMと交際中。もちろん、Sと別れた後も何人かと交際はした。私の恋愛話はまた機会があれば話そうかな。

一方Sはあれから彼女ができることもなく、友達も失い大学に進学。そこで出会った子と今は交際中。なんだか私交際していた時より幸せそうだし。今はSのことなんて興味はないけどね。

私みたいに変な男に出会う人が減るといいな。

 

t573著

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今回の作品は、バイトを通じて仲良くなった男女の出会いと別れの物語です。

    同じ高校に通っていた筆者とSは、インスタグラムで偶然フォローされたことで知り合います。
    その後Sと偶然同じバイトをすることになり、2人は仲良くなっていきます。
    ある日、2人は恋愛話の流れで付き合うことになります。
    Sは両親がお金持ちで、デートやプレゼントでたくさんのお金を掛けてくれましたが、後にその額がエスカレートしていきます。
    Sはお金持ちアピールをして天狗になっていて、彼氏にするには難のある性格の男性でした。
    怖くなった筆者はなんとか別れましたが、Sは周りに嘘をついて、筆者を悪者扱いし始めたのです。
    結局、筆者とSとの間の会話履歴が証拠になり、Sの嘘は周りにバレて一人ぼっちになってしまいます。
    筆者はこの経験から、内面や人柄を見極めて交際するようになりました。

    この物語からは、外見やお金など表面的に見えるものではなく、相手の内面や人柄を見極めることが重要であることが学べます。
    筆者が感じた不安や、その後豹変し相手を陥れようとする彼の行動はとてもリアルで、恋愛における複雑な感情がよく表されています。
    また、見出しは記事の大切な要素です。どの様な場合でも作者の付けて頂くタイトルには叶いません。
    見出し画像と共に作者が感じるタイトルを作成して頂きたいと思います。

    検収者 kitsuneko22

    ㉗kitsuneko22-10

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