出会い

大学1年生の頃友人の紹介で出会ったのが彼女との出会いだった。彼女は大学内で容姿がとても整っておりとても優しく真面目な女性だった。Dは小学校から野球一筋で真面目で少し奥手な男の子だ。2人とも野球が好きで野球観戦やキャッチボールをよくしていた。私はそんな気が合う彼女にだんだん好かれていった。ただ、今の関係が崩れるのが怖くてなかなかアピールすることができない男Dの物語である。
遊園地

ある日2人で遊園地へと遊びに行った。誘ったのは彼女で絶叫系のアトラクションが大好きだ。だがDは、絶叫系が大の苦手だった。Dは情けないところを見せる訳にいかないと見栄を張ってしまい苦手な遊園地へときてしまったのだ。そしてアトラクションに並んで自分の番が近づくにつれ足が震え始めた。とうとう自分の番が来てしまい心臓が止まるほど緊張していた。だがいざ乗ってしまえば彼女の楽しそうな顔を見て恐怖は無くなっていた。それからの数々のアトラクションを乗り克服したのである。その後一緒にランチを食べ昼からは、ショッピングをし、この日は彼女を独り占めした。とても幸せな日だと実感していた。
嫉妬

彼女がサークルの仲間と仲良く喋っていたところを目撃した。Dはそれを見て嫉妬してしまった。2人で遊園地へ行ったからと思い上がっていたDは自信を無くしてしまった。サークル仲間は、キラキラしていて大学内でも人気の高い男の子。そんな人と楽しそうに会話している彼女をみて「自分なんかよりいい人はたくさんいる。何を期待しているんだ」と意気消沈。これがDのダメなところだ。Dは昔からネガティブなところがある。無理なものはすぐ諦める。頑張ろうとしない。恋愛と言う物はアタックしないと始まらないのにもう諦めモードだった。Dは彼女を紹介してもらった友人に相談してみた。その友人は積極的に行けとアドバイスをしDを勇気付けDは彼女と付き合うために心を入れ替えたのである。以前より話しかけにいったり、とってもない授業彼女が受けているからとを受けてみたり、服装や美容にも気を使ったり彼なりに頑張った。その成果もあって以前より遊びに行く機会も増えた。
告白

それから何度か遊びにいき告白をすると心に決めデートの誘いをした。デート先は大人の雰囲気のディナーだった。誘ったのはいいがDもそういう場所での食事はあまりなく緊張で味がよくわからなかった。この後告白をすると決めているのだから味がわからないのも仕方がない。その反面彼女はとても美味しそうに食べていた。食事が終わり少し散歩をした2人は公園で休憩した。「このタイミングしかない。言うしかない」と決心したその時、彼女が
「D君付き合わない?」と言ってきた。そう。Dは気づいていなかったが彼女はDのことが好きだった。両思いだった。これにはDも困惑してしまいもう一度聞き直した。だがハッキリと付き合おうと彼女から交際の申し入れをされた。もちろん答えは、YESだ。断る理由がない。Dに春が訪れたのである。このことを友人にいち早く報告した。実は友人は、彼女からも相談を受けていたのだ。だから両思いと知っていてDに諦めるなとアドバイスしたのだった。「それなら言ってくれよ」とDは言う。友人は「言ってしまうとフェアじゃない」と半分面白がっていた。結果は、彼女の積極的な行動のおかげで交際に発展したがDの中での何かが変わったのも事実。消極的でネガティブな男からは少し成長した大学生活だった。
その後

2人はその後お互いに就職し同棲をしている。Dは営業マンで彼女は事務員として働いている。卒業後は、忙しい日々が続いた。仕方がない。生活が変化したのだから。2人の時間より1人の時間が欲しくなる時だってある。衝突したのだって数えきれない。それでもうまく関係が続いた。お互い仕事が順調にこなせるようになり、大学卒業から4年が経ったある日プロポーズしようとあの時と同じ場所でディナーをしようと誘った。あの人全く同じプランでデートをしあの公園へ。彼女から「ここに来たってことは何か言いたいことでもあるの?」と彼女はもう察していたのだ。あの日とは違って自信満々でDからプロポーズをした。あの日とは違う、成長したDの言葉に彼女は号泣したのであった。その時だけはその空間が世界一幸せな空間であったことは間違いない。
そして先日私の元に一通の招待状が届いた。
s572著









コメント
コメント一覧 (2件)
pr
今回の作品は、とある大学生の男女の出会いの物語です。
大学一年生の頃、Dは友人の紹介で優しく真面目な彼女に出会いました。
ある日、絶叫アトラクションが好きな彼女と遊園地に行き、その手のものが苦手だったDは情けない姿を見せないよう見栄を張るのに必死でした。
しかしいざ乗ってしまえば彼女の楽しむ姿に恐怖心は薄れ、彼女を独り占めしたとても幸せな日を過ごしていました。
彼女がサークルの他の男性と話しているところを目撃し嫉妬してしまうD。ネガティブなDは諦めムードでした。
しかし友人に勇気づけられ、Dは彼女をデートに誘います。そこで彼女のほうから告白され付き合うことになったのです。
その後2人は就職し同棲を始め、付き合うことになった思い出の公園でDのほうからプロポーズしました。
そして、筆者の元に一通の招待状が届きました。
この物語は、友情と恋愛によって成長する男女が描かれています。
好きな人の前で苦手を克服していく姿や、友人に勇気づけられてポジティブにふるまう様子は、多くの読者に共感を与えるでしょう。
物語の締めくくりはとてもドラマチックで、幸福な結末を読者に想像させられます。
とても感動的で素晴らしい作品です。
検収者 kitsuneko22
㉔kitsuneko22-10