高校3年生の冬、私は人生で初めて同級生の男の子から告白をされました。
告白をしてくれた男の子との出会い

私に告白をしてくれた男の子、高橋くんとの出会いは高校1年生の時、同じクラスになったことがきっかけでした。
同じクラスといってもほとんど話したことはなく、話したとしても授業でよくある隣の席の人とペアになって発表をする授業やテストの丸つけで少しだけ話す程度で顔見知りくらいの関係でした。
ほとんど話をすることなく高校1年生の季節は過ぎ、高校2年生・高校3年生では同じクラスになることなく、私も記憶から高橋君のことは薄れていました。
そのくらい、第一印象も薄く彼のこともほとんど忘れてかけていたのです。
話すきっかけとなった出来事

私と高橋くんが違うクラスになってから話すようになったきっかけは高校3年生最後の文化祭の時でした。
同じ部活仲間であった綾乃ちゃんと二人で色々なお店を回っていたところ、たまたま漫画研究部の出し物を見つけました。
文化祭の雰囲気もあったことで興味本位で入ってみたところ、そこでは高橋くんがお店番をしていたのです。
綾乃ちゃんが高橋くんと同じクラスということ、そして高橋くんが一人でお店番をしていたということもあり、流れで暫く話すこととなったのです。
漫画を読むことや音楽を聞くことが好き等、共通の趣味が沢山重なっているということもあり、かなり話が盛り上がっていました。
しかも高橋くんは、漫画研究部会に所属をしていたので、私よりもかなり漫画に詳しくおすすめの漫画も紹介してくれたりしてくれました。
3人で30分位話をしたところでお店番の交代の時間になり、高橋くんも高橋くんで友達と一緒に文化祭を見ることを約束していたため、そこで会話は終わりました。
この文化祭でのたまたまの出来事がきっかけで、私は高橋くんと学校で少しずつ話すようになりました。
人生で初めての告白!!

高校最後の文化祭も終わり、大学受験に本格的に力を入れるようになった頃。
私は、大学受験は一般試験ではなく指定校推薦という面接での試験で大学を受験することが決まっていました。
大学受験前日の夜。
明日が、受験日ということでかなり緊張しており、不合格のことも考えて一般試験に向けてテスト勉強をしていた夜のこと。
私の携帯に一通のラインが届きました。
「突然ごめん、高橋だけど今、大丈夫?」
高橋くんからのラインでした。
学校では少し話すようになったものの私はラインを教えたことがなかったので突然の出来事に驚きが隠せませんでした。
高橋くん曰く、高校1年生の頃にクラスのグループラインから私のアカウントを友達追加したとのこと。
「突然でびっくりしちゃった笑。大丈夫だけどどうしたの?」
「言いたいことがあってラインしたんだ。
文化祭の時に話かけてくれた優しいところに好きになりました。
僕と付き合って下さい。」
ま じ か
何か普段通りの会話をするわけでもなく、突然その文章が送られてきたので、
思考が停止し、若干のパニックをおこしました。
(え、これって人生初めての告白じゃない?
文化祭がきっかけで話すとはいえそんな短期間で好きになるのか?
告白ってラインでするの?というか、私明日大学受験だよな?)
元々、私には恋愛経験がほとんどありません。私の周りの友達も恋愛に対して消極的な子が多かったため恋愛話をすることもありませんでした。
そのため突然の告白に私の脳内は、あまりにもパニックになり過ぎて思考がぐちゃぐちゃになっていました。
半分パニックになり、既読をつけてしまった焦りから私が出した答えは・・・
「ごめん。今は付き合うとかを考えてなくて・・・。本当にごめんなさい。」
・・・それから、高橋くんから「分かった。こっちこそ突然ごめん。忘れて。」というラインが来て会話は終わりました。
その後

次の日の大学受験も無事に終え、自由登校になっていたことから学校にもほとんど行く機会はありませんでした。
そのため、告白の一件から高橋くんとは顔を合わせることが一切なくなり、クラスも違っていたことから話をすることなく、そのまま高校の卒業式を迎えました。
その後、高校の同窓会なども行われることがなかったため、会うことは完全に無くなりました。
今でも初めての告白された出来事については鮮明に記憶に残っています。
あの時の告白の返事に後悔はしていません。
でも、あの時の告白をOKしていたらまた別の人生になっていたかもしれない。
そんなことを少しだけ思ってしまう時が今でもあります。
sara著









コメント
コメント一覧 (1件)
pr